自らの体内から這い出したコマユバチの幼虫たちが作った繭の塊を抱きしめるシャクトリムシ。科学者は「ゾンビ化されて繭を守るよう操作されている」と解釈するけれど、これこそ「稜威」の極北の姿ではないだろうか。
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今回は9月に公開された記事からのPickです。9月といえば、多読アレゴリアの秋シーズン開講があり、コース修了を祝う感門之盟が2日間にわたって行われ、世界読書奥義伝[離]の課題提出期限がせまり、多読スペシャル読了式が開催されるなど盛りだくさんの月でした。どんな記事が選ばれたでしょうか?
では、2025年9月に公開された記事の中から選ばれたオシ記事6選をご紹介します。
感門[守]教室名発表(冠界式)の表裏を、細かな視線で伝えた福澤美穂子師範のレポート記事です。スネアドラムによるドラムロールや、拍子木のカーンという音のみで発表したこともあるのですが、今回はトイピアノや鈴やピアニカを使い、飛び入り奏者も加わって、賑やかなセッションで盛り上げました。本楼の一人ひとりが、4小節の音たちを浴びながら、新教室名を想像していたはずです。記事には[守]福澤師範の応援の気持ちも加わって、祝祭のシーンがよみがえります。─ 八田 英子
ー 応援ファンファーレPick!
半年に一度、恒例のピックアップとなりますが、9月に開催の感門之盟のまとめ記事です。
今回のスクープは、なんといっても9月の感門から、各講座の師範陣及びJUSTライターによる「感門エディストチーム」が始動したこと。新チームの多彩な面々によって編まれた一連の速報記事を、ライター情報にも注目いただきつつ、お楽しみくださると嬉しいです。──上杉 公志
津田一郎の『千夜千冊エディション』を謎る⑤『理科の教室』で思索の庭を
謎る
松岡正剛校長には『擬』という著書があるが、ほかに『肖(あやかる)』『準(なぞらる)』とともに、もともと三部作を構想していた。津田一郎さんの「謎る」は、津田一郎版の(松岡正剛を)「準える」でもあるのだろう。「『千夜千冊エディション』を謎って、哲学し、科学し、数学する」シリーズだ。
ご承知の通り、津田一郎さんは松岡校長の親友であり、校長が唯一無二の天才と絶賛していた人だ。千夜千冊には107夜『カオス的脳観』が取り上げられている。校長と津田さんと対談本『初めて語られた科学と生命と言語の秘密(文春新書)』もある。未読の方はぜひ! サイエンスから編集工学のおもしろさを発見してほしい!
ちなみに、津田さんは、編集学校が「真似び」の方法を稽古するところに大きな可能性を感じているようだ。なぜなら、「真似」こそが人間の脳を進化させたからである。── 金 宗代
イシスの「指南」はあったかい――木島智子のISIS wave #58
「指南が待ち遠しかった」ご自身の学衆時代の体験を素直な言葉で綴られた木島智子さんのエッセイです。学衆として[守][破]で編集稽古に明け暮れ、そのまま進んだ[花伝所]では、あの待ち遠しかった指南の秘密を発見します。グッときたのは「まだ上手く説明出来ない。だから私は師範代になる」という木島さんの言葉。[守]師範代登板後にどんな言葉を放たれるのか、また体験談を聞いてみたいですね。 ── 後藤 由加里
14[離]の退院を終えた直後、守を再受講して改めて[守]の講義篇や『知の編集術』を読むと、キーワードやキーセンテンスの中で[離]のテキスト「文巻」との関係線を引けました。入門当時は全く読めていなかった。選んだ記事では、鈴木康代学匠が松岡校長から聞いた「思考と公園」の対角線に注目します。世界読書につながる入口の1つが要素・機能・属性をシステム的に内包する公園のお題にあるフセが明かされましたね。守破離は単なる三間連結ではなく、1252夜『守破離の思想』にある「守破離は、守って型に着き、破って型へ出て、離れて型を生む」として、方法の型が巡回的に講座内で繋がっているのです。── 畑本 ヒロノブ
マツコ’s Plus one!🐶
ぜひ下だけじゃなく、上中も併せて読んでいただきたい!
少しだけイベントのバックヤードを公開すると、9月の88・89回感門之盟では、各講座の師範有志が集い「感門エディスト団」が立ち上がった。結果、いつにも増して、前・中・後の感門記事が連打された(数の多さに気づいた方もいたのでは?)。その中にあって積極的に「前」記事を展開したのが中村麻人師範(響事)だ。特にこの記事は、「司会」にカーソルを当て、感門司会×渋谷菜穂子師範×さだまさし、という困難なインタースコアをやってのけた。渋谷師範は事後、この記事が「司会の支えだった」と漏らしている。師範は止まらない。プレイヤーとして、エディスト書き手として風姿を見せる。その一例がこの記事に詰まっている。── 角山 祥道
以上、2025年9月の記事から、エディスト編集部の”イチオシ” を厳選してお届けしました。みなさんのオシは、見つかりましたか?
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エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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コメント
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2026-01-13
自らの体内から這い出したコマユバチの幼虫たちが作った繭の塊を抱きしめるシャクトリムシ。科学者は「ゾンビ化されて繭を守るよう操作されている」と解釈するけれど、これこそ「稜威」の極北の姿ではないだろうか。
2026-01-12
午年には馬の写真集を。根室半島の沖合に浮かぶ上陸禁止の無人島には馬だけが生息している。島での役割を終え、段階的に頭数を減らし、やがて絶えることが決定づけられている島の馬を15年にわたり撮り続けてきた美しく静かな一冊。
岡田敦『ユルリ島の馬』(青幻舎)
2026-01-12
比べてみれば堂々たる勇姿。愛媛県八幡浜産「富士柿」は、サイズも日本一だ。手のひらにたっぷり乗る重量級の富士柿は、さっぱりした甘味にとろっとした食感。白身魚と合わせてカルパッチョにすると格別に美味。見方を変えれば世界は無限だ。