56守で初登板される皆さまへキワメツキのサカイメ画像を。羽化が迫り、翅の模様が透けて見えてきたツマベニチョウのさなぎ。側面に並ぶ赤いハートマークが、学衆さんたちとの激しく暖かな交換を約束しております。
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。
さて、11月は待望の「本の祭典」月間がやってきます。11月2日は福岡で、11月23日、24日は東京・豪徳寺で、本にまつわる新機軸のイベントが2つ行われます。どなたもご参加いただけますので、本好きさんは、積読さんも、本を最近読んでいない方も含めて、どうぞご参加下さい。
では、今日は2025年11月のDo-Sayをお届けします。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
(今月のカバー写真は11月のアイテム「パンプキンパイ」)
2025年11月1日(土)世界読書奥義[離] 開講
2005年に誕生した[離]は今回で17季を迎えます。[守]に入門したならば必ず[離]で学ばれたし。[守][破][花伝所]に学ぶ方は、次の開講を今から目指してください。
「世界読書奥義伝」というプログラム名には、「世界を読書すること」
「世界読書についての本を読書すること」「世界を書物とみなして解読すること」
「どんなことも世界の〝読み方〟とみなすように思考すること」
「文巻を読むことが世界読書になること」といった意図がこめられている。火元校長 松岡正剛(千夜千冊1519夜より)
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2025年11月2日(日)九天玄氣組 20周年記念 Qten Genki Book『九』刊行イベント
※現地にて、オンラインにて、ぜひ全国から、ご参加下さい
イシス編集学校九州支所「九天玄氣組」は今年で20周年を迎えます。その集大成として、松岡正剛による「千夜千冊」から選んだキーブックを軸に、九州らしさを浮き彫りにする1,000冊のブックナビ書籍としてQten Genki Book 『九』を刊行します。これを記念し、刊行イベントを開催します。九州を拠点に出版活動を行う石風社代表でペシャワール会理事の福元満治氏と、法政大学名誉教授、江戸文化研究者であり、イシス編集学校学長の田中優子をゲストに、トークを予定しています。
オンライン視聴、アーカイブ視聴あり
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2025年11月8日(土)Hyper editing platform[AIDA] Season6 第2講開催
次世代リーダーの研鑽と共創の場、Season6が開講。3月までの半年間、合宿を含む全6回のリアルセッションと、イシス編集学校のメソッドを取り入れたオンライン稽古とで構成。AIDAシーズン6では、「日本という方法」をめぐる3カ年の2年目を迎えます。 「型と間のAIDA」を通して日本の奥を感じたシーズン5に続き、「日本で日本を破る」シリーズ2年目となる 今季のテーマは、「座と興のAIDA」。
詳細はこちら
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2025年11月16日(日) 律師のサロン「本楼共茶会」開催
“ほんろうともちゃかい”と読む、八田英子律師が主催するサロンを各月開催。本楼の本に囲まれて、松岡校長のマーキング読書を追体験します。お知り合いとご一緒にいかがですか。
お申込はこちら
2025年11月16日(日)第55期[破] 第一回選評会議
[破]で開催される「アリスとテレス賞」(AT賞)の選評会議を開催。
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2025年11月22日(日)第55期[破] 破天講
10月に開講した第53期[破]の指導陣が集まり研鑽を行う場、破天講(旧伝習座)が開催される。
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2025年11月23日、24日(日、月・祝)多読アレゴリア[別典祭]
イシス編集学校のブックサロンスペース「本楼」(東京・豪徳寺)にて、新しい本の祭典「別典祭」を開催。2024年12月からはじまった、本をテーマに多彩な活動を展開する[多読アレゴリア]のクラブが主催します。本を軸にしながら医療、着物、音楽、写真、終活などのテーマ性、鎌倉、軽井沢、沖縄などの地域性のある16のクラブが出展、トークイベント等を実施します。伝説の書店である松丸本舗ブックショップエディターによる古本市も開催。豪徳寺ISIS館の全館をつかった本の福袋や本の相談コーナー、本にまつわる展示なども常設します。
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2025年11月30日(日) 日本哲学シリーズ輪読座 新シーズン 第2輪
図解で古典を読み解く輪読座、今シーズンは10月から新シーズン「山片蟠桃『夢の代』を読む」がスタート。江戸300年間で創見発見の説をなしたるものは、ただ富永仲基の『出定後語』と三浦梅園の『三語』と山片蟠桃の『夢の代』の三書のみ、と内藤湖南が語ったという『夢の代』。天文学・地理学・経済学・哲学・歴史・宗教など多岐にわたる日本の百科全書ともいえる内容での思想書です。
詳細・お申込はこちら
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エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
【田中優子の学長通信】No.12 『不確かな時代の「編集稽古」入門』予告
この表題は、もうじき刊行される本の題名です。この本には、25名もの「もと学衆さん」や師範代経験者たちが登場します。それだけの人たちに協力していただいてできた本です。もちろん、イシス編集学校のスタッフたちにも読んでもらい […]
田中優子の酒上夕書斎|第五夕『苦界浄土』石牟礼道子(2025年10月28日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい)」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
【プレスリリース】本好き必見:松岡正剛の郷読&多読 2大ブックフェス開催!11月、東京と福岡で「本の祭典」——九州は田中優子トーク、東京は6万冊の本棚空間で古本市&ライブトークをイシス編集学校が初開催
本を読むだけでは終わらない、本の新たな可能性をひらく読書の祭典へ——。 イシス編集学校は、11月に福岡と東京で本好き必見の二大イベントを開催します。校長であり編集工学者の松岡正剛の読書術を活かした「郷読」「多読」の祭典で […]
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!エディスト編集部メンバー&ゲスト選者たちが厳選した、注目の”推しキジ” をお届けしています。見逃した方はぜひこちらの記事でキャッチアップを。 最近ではめきめきと秋 […]
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2025-11-04
56守で初登板される皆さまへキワメツキのサカイメ画像を。羽化が迫り、翅の模様が透けて見えてきたツマベニチョウのさなぎ。側面に並ぶ赤いハートマークが、学衆さんたちとの激しく暖かな交換を約束しております。
2025-10-29
中二病という言葉があるが、この前後数年間は、”生きづらい”タイプの人にとっては、本格的な試練が始まる時期だ。同時に、自分の中に眠る固有のセンサーが、いっきに拡張し、世界がキラキラと輝きを放ちはじめる時節でもある。阿部共実『月曜日の友達』は、そんなかけがえのない瞬間をとらえた一編。
2025-10-28
松を食べ荒らす上に有毒なので徹底的に嫌われているマツカレハ。実は主に古い葉を食べ、地表に落とす糞が木の栄養になっている。「人間」にとっての大害虫も「地球」という舞台の上では愛おしい働き者に他ならない。