イシス・コミッション DO-SAY 2025年5月

2025/05/17(土)08:00
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ISIS co-mission (イシス編集学校アドバイザリー・ボード)

イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静をお伝えしていきます。 

 

イシス編集学校で学ぶ皆さんが参加できるアクティビティも多数。読んでみたい記事や新刊にまつわる情報も満載。

ぜひチェックしてみてください。 

 

今回は2025年4月半ば以降の情報をお届けします。

 


・「ISIS co-mission」とは?  https://es.isis.ne.jp/isis-co-mission 

・校長・松岡正剛とISIS Co-missoinの情報をまとめて読むには? https://edist.ne.jp/mast/matsuokaseigo-isis-co-mission-info/ 


 

■2025年4月12日(土) 田中優子氏、メディア掲載

江戸を知る!江戸文化研究家・田中優子さん『蔦屋重三郎と江戸文化』音声教養メディアVOOXにて、配信開始!(PR times)

 

■2025年4月12日(土) 武邑光裕氏、メディア掲載

武邑光裕の新・メディアの理解⑨ 意識の擬態化とAGI(遊刊エディスト)

 

■2025年4月15日(木) 大澤真幸氏、メディア掲載

なぜ”ならず者”が英雄になるのか…社会学者がトランプという破壊現象に見る「人間社会の闇の奥」(プレジデント・オンライン)

 

■2025年4月15日(火) 大澤真幸氏、登壇情報

オンライン配信:【対談】宇野常寛×大澤真幸 「人類はプラットフォーム支配から自由になれるのか?」(courrier.jp)

 

■2025年4月16日(水) 田中優子氏、メディア掲載

大河ドラマ『べらぼう』と吉原及び現代の女性差別   田中優子[江戸文化研究者](Yahoo news)

 

■2025年4月19日(月) 大澤真幸氏、メディア掲載

なぜトランプ大統領が”道徳の最後の砦”になるのか…普通のアメリカ人が陰謀論を信じてしまう背景(プレジデント・オンライン)

 

■2025年4月20日(日) 田中優子氏、メディア掲載

<大江戸残照トリップ 田中優子さんと歩く>(16)品川 伝わる宿場の息遣い(東京新聞、有料記事)

 

■2025年4月19日(月) 大澤真幸氏、メディア掲載

忘れられた存在から「天皇陛下万歳」の特攻へと至る、日本型ファシズムの不思議 朝日新書通巻1000号記念対談 大澤真幸×片山杜秀 トランプ的世界とファシズムを読み解く(AERA Digital)

 

■2025年4月21日(月) 津田一郎氏、YouTube掲載(イシス・チャンネル)

イシス編集学校の数学を考える 津田一郎さん【ISIS co-missionハイライト】(YouTube)

 

■2025年4月22日(火) 大澤真幸氏、メディア掲載

イスラエルのガザ侵攻、オウム真理教事件、トランプ現象に通底する「アイロニカルな没入」とは何か 朝日新書通巻1000号記念対談 大澤真幸×片山杜秀 トランプ的世界とファシズムを読み解く(AERA Digital)

 

■2025年4月23日(水) 田中優子氏、メディア掲載

知る人ぞ知る”正解”のないオンライン学校「イシス編集学校」の秘密とは。現学長・法政大学元総長の田中優子も驚いたメソッドの裏側(PR times、イシス編集学校により配信)

 

■2025年4月24日(木) 大澤真幸氏、登壇情報

編集工学研究所主催「AIDA OP 2025」4月24日一夜限り開催。「そもそも」を問い、「これから」を切り拓くビジネス革新力を — 社会学者・大澤真幸氏と考える将来のリーダーシップ(PR Times)

 

■2025年4月24日(木) 田中優子氏、メディア掲載

管理型マネジメントから脱却。“一人ひとりの可能性を引き出す”イシス編集学校の「師範代」の正体と「指南」という方法(PR times、イシス編集学校により配信)

 

■2025年4月26日(土) 宇川直宏氏、メディア掲載

アンドロイド、ロボットが描く、 50年後の未来の社会 石黒 浩 「いのちの未来」──シグネチャーパビリオンのプロデューサーに聞く5つの質問(AXIS online、有料記事、宇川氏がバーチャル空間ディレクター)

 

■2025年4月26日(土)井上麻矢氏、こまつ座メディア掲載

風間俊介ら出演、こまつ座「フロイス -その死、書き残さず-」WOWOWで放送・配信(ステージナタリー)

 

■2025年4月26日(土) 大澤真幸氏、登壇

朝日カルチャーセンターで「現代社会論 大澤真幸ゼミナール」の講座を開催(osawa-masachi.com)

 

■2025年4月28日(月) 田中優子氏、メディア掲載

今日の視角 軽井沢風越学園(田中優子)(信濃毎日新聞デジタル、有料記事)

 

■2025年4月28日(月) 武邑光裕氏、YouTube掲載(イシス・チャンネル)

「遅延」が常識に対する対抗策になる 武邑光裕さん【ISIS co-missionハイライト】(YouTube)

 

■2025年5月2日(金)井上麻矢氏、こまつ座メディア掲載

堤真一 × 山田裕貴『木の上の軍隊』第2弾予告編&新場面写真4点が解禁!(fan’s voice)

 

■2025年5月2日(金) 田中優子氏、井上麻矢氏、YouTube掲載(イシス・チャンネル)

こまつ座代表 井上麻矢 × イシス編集学校学長 田中優子 short1「たくさんの人に体験してもらいたい人間らしい学び」(YouTube)

short2「方法の学校は、ここしかない。世界で唯一の学校」(YouTube)

short3『父と暮せば』を交わす。方言にある「ことばの力」(YouTube)

 

■2025年5月2日(金) 鈴木健氏、書籍解説

PLURALITY 対立を創造に変える、協働テクノロジーと民主主義の未来』オードリー・タン、E・グレン・ワイル著/ライツ社

 

■2025年5月4日(日) 田中優子氏、メディア掲載

学校に自由を 田中優子・法政大学名誉教授・前総長(東京新聞、有料記事)

 

■2025年5月7日(水) 今福龍太氏、メディア掲載

月刊『地平』連載:「いくつものフォルモーサへ(第5回)アフリカという新たなユートピア」(chiheisha.co.jp)

 

■2025年5月10日(土) 鈴木健氏、メディア掲載

Plurality Tokyo Namerakaigi #2「Plurality Book日本語版」出版記念 collaboration with Tokyo Plurality Week(YouTube)

 

■2025年5月12日(月) 大澤真幸氏、メディア掲載

<最初の読者から> 大澤真幸さんが記す実践社会学の決定版『西洋近代の罪――自由・平等・民主主義はこのまま敗北するのか』を思想史研究者・音楽評論家の片山杜秀さんが読み解く (書評)(AERA Digital)

 

■2025年5月12日(月) 大澤真幸氏、ラジオ出演

特集「民主主義はどこに向かうのか?」(ゲスト:大澤真幸さん)(TBSラジオ)

 

■2025年5月14日(水)井上麻矢氏、こまつ座メディア掲載

堤真一・山田裕貴 W主演『木の上の軍隊』モデルとなった“2人の兵士”の真実! – Astage-アステージ-

 

■2025年5月16日(金)津田一郎氏、メディア掲載

津田一郎の『千夜千冊エディション』を謎る① 『心とトラウマ』に西洋と東洋のAIDAを謎る(遊刊エディスト)

 

■2025年5月22日(木) 武邑光裕氏、ISIS Festa登壇

【5月22日参加募集中!】ISIS FESTA SP多読アレゴリア・武邑光裕篇 「記憶の地図と書物の新世紀」~21世紀のアルスとムネモシュネアトラスへ~)(遊刊エディスト)

お申込はこちら

Outlying 武邑光裕

 

■2025年5月29日&6月26日 大澤真幸氏、登壇

朝日カルチャーセンターで「「世界史」の哲学」の講座を開催(osawa-masachi.com)

 

 

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◆随時 宇川直宏氏、ライブストリーミング

https://www.dommune.com/

 

 

以上、2025年5月「ISIS co-mission DO-SAY」をお届けしました。 

 

 


アーカイブ

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  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

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コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-06-20

石川淳といえば、同姓同名のマンガ家に、いしかわじゅん、という人がいますが、彼にはちょっとした笑い話があります。
ある時、いしかわ氏の口座に心当たりのない振り込みがあった。しばらくして出版社から連絡が…。
「文学者の石川淳先生の原稿料を、間違えて、いしかわ先生のところに振り込んでしまいました!!」
振り込み返してくれと言われてその通りにしたそうですが、「間違えた先がオレだったからよかったけど、反対だったらどうしてたんだろうね」と笑い話にされてました。(マンガ家いしかわじゅんについては「マンガのスコア」吾妻ひでお回、安彦良和回などをご参照のこと)

ところで石川淳と聞くと、本格的な大文豪といった感じで、なんとなく近寄りがたい気がしませんか。しかし意外に洒脱な文体はリーダビリティが高く、物語の運びもエンタメ心にあふれています。「山桜」は幕切れも鮮やかな幻想譚。「鷹」は愛煙家必読のマジックリアリズム。「前身」は石川淳に意外なギャグセンスがあることを知らしめる抱腹絶倒の爆笑譚。是非ご一読を。

川邊透

2025-06-17

私たちを取り巻く世界、私たちが感じる世界を相対化し、ふんわふわな気持ちにさせてくれるエピソード、楽しく拝聴しました。

虫に因むお話がたくさん出てきましたね。
イモムシが蛹~蝶に変態する瀬戸際の心象とはどういうものなのか、確かに、気になってしようがありません。
チョウや蚊のように、指先で味を感じられるようになったとしたら、私たちのグルメ生活はいったいどんな衣替えをするのでしょう。

虫たちの「カラダセンサー」のあれこれが少しでも気になった方には、ロンドン大学教授(感覚・行動生態学)ラース・チットカ著『ハチは心をもっている』がオススメです。
(カモノハシが圧力場、電場のようなものを感じているというお話がありましたが、)身近なハチたちが、あのコンパクトな体の中に隠し持っている、電場、地場、偏光等々を感じ取るしくみについて、科学的検証の苦労話などにもニンマリしつつ、遠く深く知ることができます。
で、タイトルが示すように、読み進むうちに、ハチにまつわるトンデモ話は感覚ワールド界隈に留まらず、私たちの「心」を相対化し、「意識」を優しく包み込んで無重力宇宙に置き去りにしてしまいます。
ぜひ、めくるめく昆虫沼の一端を覗き見してみてください。

おかわり旬感本
(6)『ハチは心をもっている』ラース・チットカ(著)今西康子(訳)みすず書房 2025

大沼友紀

2025-06-17

●記事の最後にコメントをすることは、尾学かもしれない。
●尻尾を持ったボードゲームコンポーネント(用具)といえば「表か裏か(ヘッズ・アンド・テイルズ:Heads And Tails)」を賭けるコイン投げ。
●自然に落ちている木の葉や実など放って、表裏2面の出方を決める。コイン投げのルーツてあり、サイコロのルーツでもある。
●古代ローマ時代、表がポンペイウス大王の横顔、裏が船のコインを用いていたことから「船か頭か(navia aut caput)」と呼ばれていた。……これ、Heads And Sailsでもいい?
●サイコロと船の関係は日本にもある。江戸時代に海運のお守りとして、造成した船の帆柱の下に船玉――サイコロを納めていた。
●すこしでも顕冥になるよう、尾学まがいのコメント初公開(航海)とまいります。お見知りおきを。
写真引用:
https://en.wikipedia.org/wiki/Coin_flipping#/media/File:Pompey_by_Nasidius.jpg