イシス・コミッション DO-SAY 2025年6月

2025/06/10(火)08:45
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ISIS co-mission (イシス編集学校アドバイザリー・ボード)

イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静をお伝えしていきます。 

 

イシス編集学校で学ぶ皆さんが参加できるアクティビティも多数。読んでみたい記事や新刊にまつわる情報も満載。ぜひチェックしてみてください。 

 

今回は2025年5月半ば以降の情報をお届けします。

 


・「ISIS co-mission」とは?  https://es.isis.ne.jp/isis-co-mission 

・校長・松岡正剛とISIS co-missoinの情報をまとめて読むには? https://edist.ne.jp/mast/matsuokaseigo-isis-co-mission-info/ 


 

 

■2025年5月16日(金) 津田一郎氏、メディア掲載

津田一郎の『千夜千冊エディション』を謎る① 『心とトラウマ』に西洋と東洋のAIDAを謎る(遊刊エディスト)

 

■2025年5月16日(金) 大澤真幸氏、ラジオ出演

【特集】民主主義はどこに向かうのか?(大澤真幸)『荻上チキ・Session』TBSラジオ(YouTube)

 

■2025年5月16日(金) 大澤真幸氏、YouTube出演

【大澤真幸が語る】資本主義の終わりとその後の世界 /著者が語る(YouTube)

 

■2025年5月16日(金) 井上麻矢氏×田中優子氏 イシスチャンネル出演

こまつ座代表 井上麻矢 × イシス編集学校学長 田中優子 「物語編集術」の大きな力(YouTube)

 

■2025年5月18日(日) 田中優子氏、メディア掲載

<大江戸残照トリップ 田中優子さんと歩く>(17)王子 化かし化かされ 狐の町(東京新聞、有料記事)

 

■2025年5月19日(月) 田中優子氏、メディア掲載

今日の視角 イッセイとアート(田中優子)(信濃毎日新聞デジタル、有料記事)

 

■2025年5月20日(火)井上麻矢氏、こまつ座メディア掲載

大竹しのぶと新たなキャストによってよみがえった、こまつ座『太鼓たたいて笛ふいて』5/25にテレビ初放送(SPICE)

 

■2025年5月21日(水) 大澤真幸氏、メディア掲載

資本主義の王者が構築したテクノ封建制の監獄、私たちクラウド農奴はGAFAMなどのクラウド領主に対抗できるのか?(JBpress)

 

■2025年5月26日(月) 武邑光裕氏、メディア掲載

武邑光裕の新・メディアの理解⑩ ポスト・メディア時代の「作者」の行方(遊刊エディスト)

 

 

■2025年5月27日(火) 大澤真幸氏、新刊情報

『〈世界史〉の哲学 現代篇2 アメリカというなぞ』 (amazon.co.jp)

 

■2025年5月27日(火) 田中優子氏、イシスチャンネルLIVE配信

田中優子の「酒上夕書斎」第一夕(YouTube)

 

 

■2025年5月28日(水) 宇川直宏氏、イベント情報

マンボウ・キー、與真司郎を撮る日本初の大規模個展『居家娛樂』開催(GQ JAPAN)

 

■2025年5月31日(土) 宇川直宏氏 イシスチャンネル動画公開

「脱編集」という方法 宇川直宏”番神”【ISIS co-missionハイライト】(YouTube)

 

■2025年6月1日(日) 田中優子氏、メディア掲載

【田中優子の学長通信】No.06 問→感→応→答→返・その1(遊刊エディスト)

 

■2025年6月2日(月) 大澤真幸氏、メディア掲載

社会学者が読み解く、「トランプ現象」と「オウム真理教事件」の奇妙な共通点 ~二つの現象のどこに既視感を覚えるのか~(AERA Digital)

 

■2025年6月2日(月) 田中優子氏、メディア掲載

今日の視角 黒川の女たち(田中優子)(信濃毎日新聞デジタル、有料記事)

 

■2025年6月4日(水) 田中優子氏、メディア掲載

【べらぼう解説】大田南畝が蔦重を招いた「連」とは? 江戸の出版ビジネスの要となった文化人サロン(ニューズウィーク日本版ウェブ編集部)

 

■2025年6月5日(木) 宇川直宏氏、メディア掲載

「脱編集」という方法 宇川直宏”番神”【ISIS co-missionハイライト】(遊刊エディスト)

 

■2025年6月5日(木) 今福龍太氏、メディア掲載

月刊『地平』連載:「いくつものフォルモーサへ(第6回)ヘテロトピア都市、マカオ」(chiheisha.co.jp)

 

■2025年5月29日&6月26日 大澤真幸氏、登壇

朝日カルチャーセンターで「「世界史」の哲学」の講座を開催(osawa-masachi.com)

 

 

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◆随時 宇川直宏氏、ライブストリーミング

https://www.dommune.com/

 

 

以上、2025年6月「ISIS co-mission DO-SAY」をお届けしました。 

 

 


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  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-06-20

石川淳といえば、同姓同名のマンガ家に、いしかわじゅん、という人がいますが、彼にはちょっとした笑い話があります。
ある時、いしかわ氏の口座に心当たりのない振り込みがあった。しばらくして出版社から連絡が…。
「文学者の石川淳先生の原稿料を、間違えて、いしかわ先生のところに振り込んでしまいました!!」
振り込み返してくれと言われてその通りにしたそうですが、「間違えた先がオレだったからよかったけど、反対だったらどうしてたんだろうね」と笑い話にされてました。(マンガ家いしかわじゅんについては「マンガのスコア」吾妻ひでお回、安彦良和回などをご参照のこと)

ところで石川淳と聞くと、本格的な大文豪といった感じで、なんとなく近寄りがたい気がしませんか。しかし意外に洒脱な文体はリーダビリティが高く、物語の運びもエンタメ心にあふれています。「山桜」は幕切れも鮮やかな幻想譚。「鷹」は愛煙家必読のマジックリアリズム。「前身」は石川淳に意外なギャグセンスがあることを知らしめる抱腹絶倒の爆笑譚。是非ご一読を。

川邊透

2025-06-17

私たちを取り巻く世界、私たちが感じる世界を相対化し、ふんわふわな気持ちにさせてくれるエピソード、楽しく拝聴しました。

虫に因むお話がたくさん出てきましたね。
イモムシが蛹~蝶に変態する瀬戸際の心象とはどういうものなのか、確かに、気になってしようがありません。
チョウや蚊のように、指先で味を感じられるようになったとしたら、私たちのグルメ生活はいったいどんな衣替えをするのでしょう。

虫たちの「カラダセンサー」のあれこれが少しでも気になった方には、ロンドン大学教授(感覚・行動生態学)ラース・チットカ著『ハチは心をもっている』がオススメです。
(カモノハシが圧力場、電場のようなものを感じているというお話がありましたが、)身近なハチたちが、あのコンパクトな体の中に隠し持っている、電場、地場、偏光等々を感じ取るしくみについて、科学的検証の苦労話などにもニンマリしつつ、遠く深く知ることができます。
で、タイトルが示すように、読み進むうちに、ハチにまつわるトンデモ話は感覚ワールド界隈に留まらず、私たちの「心」を相対化し、「意識」を優しく包み込んで無重力宇宙に置き去りにしてしまいます。
ぜひ、めくるめく昆虫沼の一端を覗き見してみてください。

おかわり旬感本
(6)『ハチは心をもっている』ラース・チットカ(著)今西康子(訳)みすず書房 2025

大沼友紀

2025-06-17

●記事の最後にコメントをすることは、尾学かもしれない。
●尻尾を持ったボードゲームコンポーネント(用具)といえば「表か裏か(ヘッズ・アンド・テイルズ:Heads And Tails)」を賭けるコイン投げ。
●自然に落ちている木の葉や実など放って、表裏2面の出方を決める。コイン投げのルーツてあり、サイコロのルーツでもある。
●古代ローマ時代、表がポンペイウス大王の横顔、裏が船のコインを用いていたことから「船か頭か(navia aut caput)」と呼ばれていた。……これ、Heads And Sailsでもいい?
●サイコロと船の関係は日本にもある。江戸時代に海運のお守りとして、造成した船の帆柱の下に船玉――サイコロを納めていた。
●すこしでも顕冥になるよう、尾学まがいのコメント初公開(航海)とまいります。お見知りおきを。
写真引用:
https://en.wikipedia.org/wiki/Coin_flipping#/media/File:Pompey_by_Nasidius.jpg