イシスDO-SAY 2025年5月

2025/04/30(水)18:00
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イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。

5月のDo-Sayをお届けします。

コースの開講も多数、イベントも多数。ぜひご自身が参加できる機会を見つけて、編集的日常を手に入れてみませんか?

では、今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。

 

※基本コース[守]は、ただいま最終募集を受け付けています。お申し込みはお急ぎください!

 

 

(今月のカバー写真は、5月のアイテム「アイスクリーム」。5/9はアイスクリームの日。)

 

2025年5月10日(土)第43花伝所 入伝式

編集コーチ養成コースISIS花伝所では、道場で師範の指導を受けながら、編集力を身につけるための5つのMを徹底的に鍛錬する。開講日には全員が集う入伝式が行われる。

関連情報 松岡正剛が語る「師範代になるための5つの条件」(40[花]入伝式)

関連情報 43[花]習いながら私から出る-花伝所が見た「あやかり編集力」-(179回伝習座)

関連情報  位置について、カマエ用意─43[花]ガイダンス

 

2025年5月11日(日)ISISフェスタ四門堂/本楼

多読アレゴリア【終活読書★四門堂】によるイベント。豪徳寺赤堤のISIS館本楼において、この空間を現世にあらわしてくれた松岡正剛を偲び、花と歌を手向ける「花歌果の戒(かかかのかい)」を開催。

詳細はこちらの記事をご覧ください

 

関連情報 【多読アレゴリア:終活読書★四門堂】春の門は花と詩がいっぱい!

関連情報 【多読アレゴリアTV YouTube配信】多読アレゴリアのテ・リーグ、ト・リーグ?冊匠が語る多読の魅力(youtube)

 

2025年5月12日(月)第55期[守] 開講

基本コース[守]が開講。情報編集にまつわる38の型を学ぶ4か月をお楽しみください。

まだ間に合う!お申込はこちら

関連情報 春風に、決意を纏う――55[守]纏界式

関連情報 型を使って世界を動かす!~55[守]創守座~

関連情報 回答に触発され、創発へと向かえ ―54[守]創守座―

 

 

2025年5月18日(日) 多読アレゴリア 工冊會

イシス編集学校の新しいクラブ型「多読アレゴリア」の指南役が一堂に会して研鑽。

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2025年5月18日(日) 第53期[破] 選評会議

[破]で開催される「アリスとテレス賞」(AT賞)の選評会議を開催。

関連記事 編集用語辞典04[アリスとテレス大賞]

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関連記事 アリストテレス賞選評会 42[破]

 

2025年5月22日(木) ISIS FESTA SP多読アレゴリア・武邑光裕篇 「記憶の地図と書物の新世紀」

 [多読アレゴリア] OUTLYING CLUBを率いる武邑光裕が登壇するISIS Festa開催。ヴァールブルクの生涯と彼の未完の図像プロジェクト「ムネモシュネアトラス」を交えがら、記憶をめぐる変革期にある現代、そして未来がどこへ向かうのかを語る。

 

詳細・お申込:以下の記事をご覧ください

【5月22日参加募集中!】ISIS FESTA SP多読アレゴリア・武邑光裕篇 「記憶の地図と書物の新世紀」~21世紀のアルスとムネモシュネアトラスへ~

 

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Outlying 武邑光裕

2025年5月24日(土) 第54期[破] 破天講 開催

次回応用コース[破]の開講を控える指導陣たちが一堂に会して行う研鑽会が開催される。

関連記事 【53破】破天講・断章~師範代が織りなす言葉のタペストリー~

 

2025年5月25日(日) 日本哲学シリーズ輪読座 新シーズン 第2

図解で古典を読み解く輪読座、この4月から新シーズンがスタート。今回は『古今和歌集』『新古今和歌集』両読み!

詳細・お申込はこちら

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  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

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コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-06-20

石川淳といえば、同姓同名のマンガ家に、いしかわじゅん、という人がいますが、彼にはちょっとした笑い話があります。
ある時、いしかわ氏の口座に心当たりのない振り込みがあった。しばらくして出版社から連絡が…。
「文学者の石川淳先生の原稿料を、間違えて、いしかわ先生のところに振り込んでしまいました!!」
振り込み返してくれと言われてその通りにしたそうですが、「間違えた先がオレだったからよかったけど、反対だったらどうしてたんだろうね」と笑い話にされてました。(マンガ家いしかわじゅんについては「マンガのスコア」吾妻ひでお回、安彦良和回などをご参照のこと)

ところで石川淳と聞くと、本格的な大文豪といった感じで、なんとなく近寄りがたい気がしませんか。しかし意外に洒脱な文体はリーダビリティが高く、物語の運びもエンタメ心にあふれています。「山桜」は幕切れも鮮やかな幻想譚。「鷹」は愛煙家必読のマジックリアリズム。「前身」は石川淳に意外なギャグセンスがあることを知らしめる抱腹絶倒の爆笑譚。是非ご一読を。

川邊透

2025-06-17

私たちを取り巻く世界、私たちが感じる世界を相対化し、ふんわふわな気持ちにさせてくれるエピソード、楽しく拝聴しました。

虫に因むお話がたくさん出てきましたね。
イモムシが蛹~蝶に変態する瀬戸際の心象とはどういうものなのか、確かに、気になってしようがありません。
チョウや蚊のように、指先で味を感じられるようになったとしたら、私たちのグルメ生活はいったいどんな衣替えをするのでしょう。

虫たちの「カラダセンサー」のあれこれが少しでも気になった方には、ロンドン大学教授(感覚・行動生態学)ラース・チットカ著『ハチは心をもっている』がオススメです。
(カモノハシが圧力場、電場のようなものを感じているというお話がありましたが、)身近なハチたちが、あのコンパクトな体の中に隠し持っている、電場、地場、偏光等々を感じ取るしくみについて、科学的検証の苦労話などにもニンマリしつつ、遠く深く知ることができます。
で、タイトルが示すように、読み進むうちに、ハチにまつわるトンデモ話は感覚ワールド界隈に留まらず、私たちの「心」を相対化し、「意識」を優しく包み込んで無重力宇宙に置き去りにしてしまいます。
ぜひ、めくるめく昆虫沼の一端を覗き見してみてください。

おかわり旬感本
(6)『ハチは心をもっている』ラース・チットカ(著)今西康子(訳)みすず書房 2025

大沼友紀

2025-06-17

●記事の最後にコメントをすることは、尾学かもしれない。
●尻尾を持ったボードゲームコンポーネント(用具)といえば「表か裏か(ヘッズ・アンド・テイルズ:Heads And Tails)」を賭けるコイン投げ。
●自然に落ちている木の葉や実など放って、表裏2面の出方を決める。コイン投げのルーツてあり、サイコロのルーツでもある。
●古代ローマ時代、表がポンペイウス大王の横顔、裏が船のコインを用いていたことから「船か頭か(navia aut caput)」と呼ばれていた。……これ、Heads And Sailsでもいい?
●サイコロと船の関係は日本にもある。江戸時代に海運のお守りとして、造成した船の帆柱の下に船玉――サイコロを納めていた。
●すこしでも顕冥になるよう、尾学まがいのコメント初公開(航海)とまいります。お見知りおきを。
写真引用:
https://en.wikipedia.org/wiki/Coin_flipping#/media/File:Pompey_by_Nasidius.jpg