イシスDO-SAY 2025年6月

2025/05/31(土)19:00
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水無月

イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。

 

6月のDo-Sayをお届けします。今月はイベントを多数予定していますよ!そして、イシス編集学校初のクラブ活動 [多読アレゴリア]の新シーズンが、6月2日からスタート。もう少し申し込みを受け付けているようですから、気になるテーマをチェックして、編集のある日常に浸りませんか?

 

では、今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。

 

 

※YouTubeのイシスチャンネル、ご登録はお済ですか? すでに30本以上の動画があがっています。要チェック!!

 

(今月のカバー写真は、6月のアイテム「水無月」)

 

2025年6月2日(月)多読アレゴリア2025夏開講

2024年12月からスタートしたイシス編集学校の新しいコース「多読アレゴリア」、新シーズンが始動。参加するクラブを選んで、日常に編集を!彩を!

詳細・お申込はこちら

関連情報 【多読アレゴリアTV】2025夏・キム代将が推す!アレ、レゴ、ゴリ、リア4部門のオススメクラブ

関連情報 【多読アレゴリアTV】2025夏・おすすめ限定イベントはどれ? 全クラブ一挙紹介!

 

2025年6月7日(土)創守座 開催

現在進行中の基本コース[守]をさらに充実されるため、指導陣たちが一堂に会して行う研鑽会が開催される。

関連記事 型を使って世界を動かす!~55[守]創守座~

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2025年6月8日(日) オンライン学校説明会

イシス編集学校の学校説明会を開催。編集術を簡単に体験いただくほか、受講方法のご説明や、受講にあたって気になることなど個別のご質問にも対応。

お申込はこちら

▶ 参考記事 【オンライン・無料】3月11日(火)に学校説明会開催します 

 

2025年6月12日(木) 玄月音夜會

松岡正剛校長はさまざまなジャンルのアーティストと親交を深めてきた。音楽家の方々と楽しんだ、音楽と言葉が交錯する“夜会”を引き継ぎ、全7夜のシリーズで開催する。

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関連記事 松岡正剛を偲ぶ、音楽と語らいの特別な夜「玄月音夜會」開幕

2025年6月20日(金) ISIS Festa 情歴を読む 鈴木寛編

松岡校長とも親交が深かった鈴木寛氏をゲストに、[ISIS Festa情歴を読む] を開催。東京大学での授業において『情報の歴史21』を実際に教材として活用、その方法や考え方を深堀していく予定。教育分野に携わる方は特に必見。

お申込はこちら

関連記事 【6/20開催】鈴木寛、登壇!!! 東大生も学んだこれからの時代を読み通す方法【『情報の歴史21』を読む ISIS FESTA SP】

 

鈴木寛

 

2025年6月28日(土) 多読ジムスペシャル杉浦康平を読む オープニングセッション

杉浦康平氏といえば、若かりし松岡正剛校長がぜひとも「入門したい」「師にしたい」と切望した人物。多読ジムスペシャルでは、杉浦康平をフィーチャー。この日はオープニングセッションを実施。お申し込みはお急ぎください。

お申込はこちら (突破者以上を対象とする)

関連記事 「杉浦康平を読む」に決定! 多読SP第6弾【先着30名】

 

2025年6月24日(火) 「酒上夕書斎」(田中優子学長 ライブ配信)

5月から始まった、月1回のライブ配信。田中優子学長自らが、お気に入りの1冊を紹介する30分、次回は何の本が紹介されるか? 16時半から、YouTubeでお会いしましょう。

関連記事 【見逃し厳禁】田中優子、ついに語りはじめる——読書家としての本領が明かされる「酒上夕書斎」スタート!

▶YouTube 田中優子の「酒上夕書斎」第一夕 (22分08秒 より本編スタート)

 

2025年6月29日(日) 日本哲学シリーズ輪読座 新シーズン 第3

図解で古典を読み解く輪読座、この4月から新シーズンがスタート。今回は『古今和歌集』『新古今和歌集』両読み!

詳細・お申込はこちら

関連記事 ◎『古今』と「ボカロ」の相似性◎【輪読座「『古今和歌集』『新古今和歌集』を読む」第二輪】

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  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-06-20

石川淳といえば、同姓同名のマンガ家に、いしかわじゅん、という人がいますが、彼にはちょっとした笑い話があります。
ある時、いしかわ氏の口座に心当たりのない振り込みがあった。しばらくして出版社から連絡が…。
「文学者の石川淳先生の原稿料を、間違えて、いしかわ先生のところに振り込んでしまいました!!」
振り込み返してくれと言われてその通りにしたそうですが、「間違えた先がオレだったからよかったけど、反対だったらどうしてたんだろうね」と笑い話にされてました。(マンガ家いしかわじゅんについては「マンガのスコア」吾妻ひでお回、安彦良和回などをご参照のこと)

ところで石川淳と聞くと、本格的な大文豪といった感じで、なんとなく近寄りがたい気がしませんか。しかし意外に洒脱な文体はリーダビリティが高く、物語の運びもエンタメ心にあふれています。「山桜」は幕切れも鮮やかな幻想譚。「鷹」は愛煙家必読のマジックリアリズム。「前身」は石川淳に意外なギャグセンスがあることを知らしめる抱腹絶倒の爆笑譚。是非ご一読を。

川邊透

2025-06-17

私たちを取り巻く世界、私たちが感じる世界を相対化し、ふんわふわな気持ちにさせてくれるエピソード、楽しく拝聴しました。

虫に因むお話がたくさん出てきましたね。
イモムシが蛹~蝶に変態する瀬戸際の心象とはどういうものなのか、確かに、気になってしようがありません。
チョウや蚊のように、指先で味を感じられるようになったとしたら、私たちのグルメ生活はいったいどんな衣替えをするのでしょう。

虫たちの「カラダセンサー」のあれこれが少しでも気になった方には、ロンドン大学教授(感覚・行動生態学)ラース・チットカ著『ハチは心をもっている』がオススメです。
(カモノハシが圧力場、電場のようなものを感じているというお話がありましたが、)身近なハチたちが、あのコンパクトな体の中に隠し持っている、電場、地場、偏光等々を感じ取るしくみについて、科学的検証の苦労話などにもニンマリしつつ、遠く深く知ることができます。
で、タイトルが示すように、読み進むうちに、ハチにまつわるトンデモ話は感覚ワールド界隈に留まらず、私たちの「心」を相対化し、「意識」を優しく包み込んで無重力宇宙に置き去りにしてしまいます。
ぜひ、めくるめく昆虫沼の一端を覗き見してみてください。

おかわり旬感本
(6)『ハチは心をもっている』ラース・チットカ(著)今西康子(訳)みすず書房 2025

大沼友紀

2025-06-17

●記事の最後にコメントをすることは、尾学かもしれない。
●尻尾を持ったボードゲームコンポーネント(用具)といえば「表か裏か(ヘッズ・アンド・テイルズ:Heads And Tails)」を賭けるコイン投げ。
●自然に落ちている木の葉や実など放って、表裏2面の出方を決める。コイン投げのルーツてあり、サイコロのルーツでもある。
●古代ローマ時代、表がポンペイウス大王の横顔、裏が船のコインを用いていたことから「船か頭か(navia aut caput)」と呼ばれていた。……これ、Heads And Sailsでもいい?
●サイコロと船の関係は日本にもある。江戸時代に海運のお守りとして、造成した船の帆柱の下に船玉――サイコロを納めていた。
●すこしでも顕冥になるよう、尾学まがいのコメント初公開(航海)とまいります。お見知りおきを。
写真引用:
https://en.wikipedia.org/wiki/Coin_flipping#/media/File:Pompey_by_Nasidius.jpg