【読めば、MIYAKO 005】『土葬の村』高橋繁行 2021年5月21日

2021/05/21(金)07:43
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多読ジムの冊匠・大音美弥子が毎日届けるブックガイド。

ジムに投稿された発言を取り上げて、その言の葉に寄り添った「読めば、MIYAKO」な一冊をご案内します。

 

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⊕今日の多読ジム Season06・春⊕

 

 感ビジネスがスカラーと共鳴の場ってイシス編集学校のことでしょうか。まさに、共鳴してどんどん企画が立ち上がっていく様は感ビジネスなのかなと、感じました。

華岡晃生さん(スタジオ彡ふらここ)

 


高橋繁行『土葬の村』(講談社現代新書)


 イシスの問感応答返はムダを尊ぶ。消えた学衆さんが登ってこられるようにはしごをかける。時折、先先代から埋めてあった回答を取り出して、洗骨がおこなわれることさえある。誰もウブメとして迷わないよう、腹のなかの思いを言葉として吐き出していく。どんな小事にも生死の境がある。

 

 

 

 

Info


◉多読ジム season06・春◉

 

∈TERM

 2021年4月12日(月)~6月27日(日)

 

∈MENU

<1>ブッククエスト(4weeks) :須賀敦子さんの本棚から

選び抜かれた約30~40冊の本の森(書籍リスト)から、本の系統樹をつくり、自分だけの本棚を編集します。

 

<2>エディション読み(3weeks):『感ビジネス』 [NOW!]

松岡正剛の「千夜千冊エディション」からシーズンごとに1冊を選び、マーキング読書を共読し徹底体得します。

 

<3>三冊筋プレス(4weeks)  :旅する3冊

読み手を意識したアウトプットで“読筋”に負荷をかけながら、選んだ3冊を創文に仕上げます。

 

∈URL

 https://es.isis.ne.jp/gym

 


  • 大音美弥子

    編集的先達:パティ・スミス 「千夜千冊エディション」の校正から書店での棚づくり、読書会やワークショップまで、本シリーズの川上から川下までを一挙にになう千夜千冊エディション研究家。かつては伝説の書店「松丸本舗」の名物ブックショップエディター。読書の匠として松岡正剛から「冊匠」と呼ばれ、イシス編集学校の読書講座「多読ジム」を牽引する。遊刊エディストでは、ほぼ日刊のブックガイド「読めば、MIYAKO」、お悩み事に本で答える「千悩千冊」など連載中。