56守で初登板される皆さまへキワメツキのサカイメ画像を。羽化が迫り、翅の模様が透けて見えてきたツマベニチョウのさなぎ。側面に並ぶ赤いハートマークが、学衆さんたちとの激しく暖かな交換を約束しております。
イシス編集学校アドバイザリーボード ISIS co-missionメンバーより、これから「編集」を学びたいと思っている方へ、ショートメッセージが届きました。なぜ今、編集なのか、イシス編集学校とはなんなのか。イシスチャンネルで順次公開中ですのでご覧ください。
編集について考えるというのは、本を作る作り方を勉強することではないんです。編集とは世界をどう見るかということです。世界を編集するということです。編集について学ぶということは私が見える世界が変わる。世界が変わるということは私が変わるということなんです。自分のアイデンティティは変わりうるんだ。別のものになりうるんだという希望を持ってやることができて、それが実感できるのが編集なんですね。
本というのはミニチュアの世界なんですね。本に例える形で編集という世界観を学ぶことは、私から世界がどう見えているかということがわかってくる。そうすると私も変わる。世界も変わる。世界と私が変わりうるという希望を獲得する技術が編集だと思います。人生にとって一番いい機会になりうると思います。
ISIS co-missionメッセージ
世界が変わる、私が変わる「編集力」 ー大澤真幸
AI時代に新たな編集軸を伝えたい ー宇川直宏 Coming soon
編集学校は世界に類のない学校だ ー武邑光裕 Coming soon
方法の学校は、ここしかない。世界で唯一の学校 ー井上麻矢×田中優子 Coming soon
第56期[守]基本コース|10/27開講!申込受付中
申込締切:2025年10月12日(日)
無料学校説明会(オンライン)開催中!
日時:2025年10月1日(水)19:30-21:00
2025年10月10日(金)19:30-21:00
2025年10月12日(日)10:00-11:30
申込:https://shop.eel.co.jp/collections/briefing
編集:編集工学研究所・イシス編集学校
大澤真幸
社会学者として80年代から常に一線で活躍。松岡正剛との交流をへて、2020年より [AIDA]ボード、2021年には「多読ジム・スペシャル 大澤真幸を読む」を監修。月刊個人思想誌『大澤真幸THINKING「O」』刊行中、「群像」誌上で評論「〈世界史〉の哲学」を連載中。2007年『ナショナリズムの由来』(講談社)にて第61回毎日出版文化賞(人文・社会部門)。12年『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書、共著)で新書大賞2012大賞など著書多数。2024年からISIS co-missionに就任。
【追悼】松岡さんの面影は、私たちの〈創〉を刺激し続けただろう(大澤真幸)
松岡正剛さんが逝った。少し前から覚悟はしていたつもりなのに、喪失感はことのほか大きい。 私が松岡さんに初めて会ったのは、一九八〇年代の終わり頃だった。そのとき私は、まだ二〇代だったから、人生を半分以上遡 […]
コメント
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2025-11-04
56守で初登板される皆さまへキワメツキのサカイメ画像を。羽化が迫り、翅の模様が透けて見えてきたツマベニチョウのさなぎ。側面に並ぶ赤いハートマークが、学衆さんたちとの激しく暖かな交換を約束しております。
2025-10-29
中二病という言葉があるが、この前後数年間は、”生きづらい”タイプの人にとっては、本格的な試練が始まる時期だ。同時に、自分の中に眠る固有のセンサーが、いっきに拡張し、世界がキラキラと輝きを放ちはじめる時節でもある。阿部共実『月曜日の友達』は、そんなかけがえのない瞬間をとらえた一編。
2025-10-28
松を食べ荒らす上に有毒なので徹底的に嫌われているマツカレハ。実は主に古い葉を食べ、地表に落とす糞が木の栄養になっている。「人間」にとっての大害虫も「地球」という舞台の上では愛おしい働き者に他ならない。