【よみかき探Qクラブ】メンバー募集中!8人の書民の横顔とたくさんのQ

2025/05/24(土)11:30
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 「よみかき探Qクラブ」は、愉快に生きるための言葉・心・体をつくる方法をブラッシュアップし、伝えていく場です。ただいま、夏の読み・書き・学ぶ探Q人を大募集中です。

「読む」「書く」を続けるコツは、読み手がいること、書く場所があることです。
クラブはそんな場を目指しています。
そしてこのモデルを、家庭や学校、学びの場に広げていきたいと考えています。

よみかき探Qクラブは、ナビ役・書民(しょみん)が全16クラブ中最も多いのが特徴です!
書民の横顔を紹介します。

 

【凡例】①担当領域 ②今読んでいる本、これから読みたい本 ③これから書きたいこと 


 

◆小心な面白がり屋な九天玄氣組組員・石井梨香

 

①8つのQ

②九天玄氣組20周年の雑誌づくりに向けて九州関連本を読んでいます。今日は「蒙古襲来」。

③やったことを書いて残したい。


◆プレーリヤカーをひく理学療法士・得原藍



①よみかき編集ワークナビ
②破の課題本を読み返し、ゆっくり『1984』ジョージ・オーウェル。『おおきな木』の原文・訳者違いで3冊並行読み→みなさんとやりたいです。
③「書く」ことそのものに向かわねば・・・と思いつつ、記憶のテプポを書きたいです。

 

◆ストレスがすぐに体調に表れる編集者・景山卓也

 

 

①かげやまヒビ

②『ケアと編集』白石正明

③2期で続けた日記「かげやまヒビ」も続けたいけれど、日記を生かしてエッセイを仕立ててみたい。

◆いよいよ本を作りたい編集かあさん・松井路代

 

 

①共読の部屋

②『あんぱんまん』『あんぱんまんとばいきんまん』『アンパンマンの遺書』やなせたかし
③全国あちこちのイシス人と会って話して、交わしたことを書きたい。


◆バンカーっぽいパタンナー・長島順子

 


①千夜千冊共読会ナビ

②百年文庫55『空』北原武夫、ジョージ・ムーア、藤枝静男

③人が服を作ってそれを纏うまでのプロセスをリバース・エンジニアリングした読みもの。

◆「こくご」は好きじゃないと言う小2の母・上原悦子

 

①コメント

②『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』今井むつみ、『#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった』大塚あみ

③仕事人としては、ことばが伝わることに関心があります。
 家庭人としては、妨げられない学びに関心があります。

◆瀬戸内あたふたQAテスター・浦澤美穂

 

 

①コメント
②『科学コミュニケーション』岸田 一隆

 

吉野陽子さんは多読スペシャル「杉浦康平を読む」の師範代を務めるため夏ラウンジではお休みとなります。

 

クラブでは主にビジュアルワークやコメントを担当。よみかきの認知や行動のなかから生みだされる部分に興味あり。その辺りを言葉にできればと思います。イーガンや今井むつみ、瀬田貞二を共読していきたいです。夏期は多読ジムスペシャルに関わるため休部しますが、お土産を持って帰ってきたいと思います。


〜〜
書民、クラブメンバーQ人ともに、それぞれにしっくりくるQの字で二つ名を持っています。

 

弓人、鳩人、求人、亀人、九人、休人、穹人、毬人、烋人、汲人、灸人、嗅人、急人、究人・・

 

これから、どんな未知のQに出会えるのか、とても楽しみです。

まりのように弾んで、あちらこちらに出没したい毱人・北條玲子さんの視点で見たクラブの景色です。
懐かしの48字新幹線電光ニュース短文モードです。

 

文学フリマにクラブ内のエッセイ連載とイドバタトーク。2025春のよみかき探Qクラブで、書く場所を発見!

 

 

Q人・北條玲子さん。感門之盟in京都にて

 

感門之盟では、書民とQ人、大人と子どもごちゃ混ぜで「おおきなかぶ」を演じた

 



求ム!愉快な探Q人
多読アレゴリア2025夏 よみかき探Qクラブ


書民:景山卓也、得原藍、吉野陽子、松井路代、石井梨香、浦澤美穂、上原悦子、長島順子

【定員】30名
【申込】https://shop.eel.co.jp/products/tadoku_allegoria_2025summer
【開講期間】2025年6月2日(月)~8月24日(日)
【申込締切】2025年5月26日(月)
【受講資格】どなたでも受講できます
【受講費】月額11,000円(税込)
 ※ クレジット払いのみ
 ※ 初月度分のみ購入時決済
 以後毎月26日に翌月受講料を自動課金
 例)2025夏申し込みの場合
 購入時に2025年6月分を決済
 2025年6月26日に2025年7月分、以後継続


文:松井路代

アイキャッチ画像:よみかき探Qクラブ×山内貴暉

 

2025夏 多読アレゴリアWEEK

募集開始★多読アレゴリア 2025・夏スタート!!!!!!!

 

▼倶楽部撮家

写真仲間求む!編集術でカメラと戯れる【倶楽部撮家】が多読アレゴリアにやってきた

 

▼カオス的編Rec

津田一郎監修クラブ【カオス的編Rec】誕生!科学的読書法に学び、「Qの地図」を描く

 

▼勝手にアカデミア

『鈴木清順エッセイコレクション』x3xREVIEWS

 

▼軽井沢別想フロンティア

軽井沢のトポスを編む旅へ。

 

▼大河ばっか!

べらぼう絢華帳 ~江戸を編む蔦重の夢~ 筆文屋一左のお誘い

 

▼EDO風狂連

編集別世にいざ参らん~夏の候の船出は間近(残席僅か)

 

▼よみかき探Qクラブ

夏メンバー大募集!愉快に生きるための「読み」「書き」をヒビに挟もう

8人の書民の横顔をたくさんのQ

 

▼終活読書★四門堂

花も歌もひとりでいられない【花歌果の戒】手向けを終えて

 

▼群島ククムイ

今福龍太と夏の島旅へヨーソロー

 

▼着物コンパ倶楽部

vol.4 2025夏からの新規会員を募集します★

  • イドバタ瓦版組

    「イシス子どもフィールド」のメディア部。「イドバタイムズ」でイシスの方法を発信する。内容は「エディッツの会」をはじめとした企画の広報及びレポート。ネーミングの由来は、フィールド内のイドバタ(井戸端)で企画が生まれるのを見た松岡正剛校長が「イドバタイジング」と命名したことによる。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-06-20

石川淳といえば、同姓同名のマンガ家に、いしかわじゅん、という人がいますが、彼にはちょっとした笑い話があります。
ある時、いしかわ氏の口座に心当たりのない振り込みがあった。しばらくして出版社から連絡が…。
「文学者の石川淳先生の原稿料を、間違えて、いしかわ先生のところに振り込んでしまいました!!」
振り込み返してくれと言われてその通りにしたそうですが、「間違えた先がオレだったからよかったけど、反対だったらどうしてたんだろうね」と笑い話にされてました。(マンガ家いしかわじゅんについては「マンガのスコア」吾妻ひでお回、安彦良和回などをご参照のこと)

ところで石川淳と聞くと、本格的な大文豪といった感じで、なんとなく近寄りがたい気がしませんか。しかし意外に洒脱な文体はリーダビリティが高く、物語の運びもエンタメ心にあふれています。「山桜」は幕切れも鮮やかな幻想譚。「鷹」は愛煙家必読のマジックリアリズム。「前身」は石川淳に意外なギャグセンスがあることを知らしめる抱腹絶倒の爆笑譚。是非ご一読を。

川邊透

2025-06-17

私たちを取り巻く世界、私たちが感じる世界を相対化し、ふんわふわな気持ちにさせてくれるエピソード、楽しく拝聴しました。

虫に因むお話がたくさん出てきましたね。
イモムシが蛹~蝶に変態する瀬戸際の心象とはどういうものなのか、確かに、気になってしようがありません。
チョウや蚊のように、指先で味を感じられるようになったとしたら、私たちのグルメ生活はいったいどんな衣替えをするのでしょう。

虫たちの「カラダセンサー」のあれこれが少しでも気になった方には、ロンドン大学教授(感覚・行動生態学)ラース・チットカ著『ハチは心をもっている』がオススメです。
(カモノハシが圧力場、電場のようなものを感じているというお話がありましたが、)身近なハチたちが、あのコンパクトな体の中に隠し持っている、電場、地場、偏光等々を感じ取るしくみについて、科学的検証の苦労話などにもニンマリしつつ、遠く深く知ることができます。
で、タイトルが示すように、読み進むうちに、ハチにまつわるトンデモ話は感覚ワールド界隈に留まらず、私たちの「心」を相対化し、「意識」を優しく包み込んで無重力宇宙に置き去りにしてしまいます。
ぜひ、めくるめく昆虫沼の一端を覗き見してみてください。

おかわり旬感本
(6)『ハチは心をもっている』ラース・チットカ(著)今西康子(訳)みすず書房 2025

大沼友紀

2025-06-17

●記事の最後にコメントをすることは、尾学かもしれない。
●尻尾を持ったボードゲームコンポーネント(用具)といえば「表か裏か(ヘッズ・アンド・テイルズ:Heads And Tails)」を賭けるコイン投げ。
●自然に落ちている木の葉や実など放って、表裏2面の出方を決める。コイン投げのルーツてあり、サイコロのルーツでもある。
●古代ローマ時代、表がポンペイウス大王の横顔、裏が船のコインを用いていたことから「船か頭か(navia aut caput)」と呼ばれていた。……これ、Heads And Sailsでもいい?
●サイコロと船の関係は日本にもある。江戸時代に海運のお守りとして、造成した船の帆柱の下に船玉――サイコロを納めていた。
●すこしでも顕冥になるよう、尾学まがいのコメント初公開(航海)とまいります。お見知りおきを。
写真引用:
https://en.wikipedia.org/wiki/Coin_flipping#/media/File:Pompey_by_Nasidius.jpg