空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。

全国同時多発で打ちあがった編集の祭典「ISISフェスタエディットツアースペシャル(ETS)』。4月までに全国20か所を編集聖火ランナーがかけぬけます。ここでは開催終了会場の参加者の声を紹介します。
【Q.受講のきっかけは?】
知人からの勧めを受けた、妻に誘われて参加しました。
【Q.エディットツアーを通じて得たこと、学んだこと、新しい発見はありましたか?】
日常で当たり前に目の前にあることを別の物に置き換えることは重要だと思いました。現職の時、受講していれば仕事にも活かせたと思います。
中でも地や図を考えることは重要です。これが出来れば、脳の裏側-普段使っていない脳を活性化させることが出来るのではないかと期待します。
また、編集は現存する認知症予防や治療法などよりも数倍効果があるのではないかと考えました。
【Q.今後にどう活かしたいですか?】
まだまだ現役、日常生活の中に編集的思考を意識することで、社会貢献に努めていきたいと思います。
written by 原田祥子
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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2025-09-09
空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
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