巣の入口に集結して、何やら相談中のニホンミツバチたち。言葉はなくても、ダンスや触れ合いやそれに基づく現場探索の積み重ねによって、短時間で最良の意思決定に辿り着く。人間はどこで間違ってしまったのだろう。
「律師の部屋」では、学林局の肖(あやか)りっし、こと、律師・八田英子が、編集稽古まっただ中の学衆さんや師範代をお招きします。イシス編集学校に集う年齢も地域も職業も異なる、実に多彩なみなさんの「たくさんのわたし」「ポリロール」を次々にご紹介していきます。
第2回目のお客様は、第78回感門之盟のP-1グランプリにもノミネート中の47[破]八客想亭教室の鈴木悠也さんです。
左利きで双子という鈴木悠也さんは、幼いころから弟と違う言い方、人と違うモノの見方を意識してきたそう。趣味の映画を観る時も、あらすじは重要視しない。最短コースの味気ないプロセスよりも、味わい深い多様なプロセスを遊び、人と同じ言い回しを避けることで、新たなイメージを生むことを好んできた。そんなふうにずっと編集道を歩んできた鈴木さんには、[破]のプランニング稽古終わっても、さらにハイパーなISISプランを企画していただきたいものです。
[守]で教室仲間だった町田有里さん(第1回律師の部屋ゲスト)に、「”となりの”大澤真幸」さんと呼ばれていた鈴木さんは、大学時代に社会学者である大澤真幸さんのご著書に出会い、そこから世界観が変わったそうです。大澤さんには、今度の感門之盟にもご登場いただきますし、『情歴21』を読む第二弾ゲストとしても、本楼にお越しいただきます。みなさんも世界観がガラリとカワルかも知れません。どうぞお見逃しなく。
▼『情歴21』を読む 第二弾ゲスト決定! 大澤真幸篇【ISIS FESTA SP】
https://edist.isis.ne.jp/just/joreki21_osawa/
次回「律師の部屋」は、第78回感門之盟(3/20,21)の中に登場します。
八田英子
編集工学を世界に広めるために編集工学研究所に入所した元SE。不適な笑みを湛えながら、問答無用でばさばさと人を斬りまくる。編集的先達は沢田研二。
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【参加者募集】スパイシーな読書×お茶×編集体験!11/16(日) 「本楼共茶会」ジンジャーティー篇を開催します
11月16日(日)、松岡正剛プロデュースのブックサロンスペース「本楼」にて、お茶×読書×編集で参加者のみなさまを意外な世界へお連れする「本楼共茶会」(ほんろうともちゃかい)を開催します。季節が進んだ今回は、体も心も温まる […]
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【オンライン】学校説明会 8/9(土)・8/28(木)に開催します
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2025-12-16
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2025-12-10
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地底国冒険譚の主人公を演じ切った幼虫と灼熱の夏空に飛び立った成虫、その両方の面影を宿すアブラゼミの空蝉。精巧なエンプティボックスに見入っていたら、前脚にテングダニの仲間が付着しているのに気づきました。