マダムのネイル、マダムのドレス【78感門】

2022/03/21(月)15:15
img DUSTedit

 ネイルアートの秘密が明らかになった。


 第78回感門之盟、2日目の司会の若林牧子48[守]番匠が、日頃はしないネイルをばっちりキメていたのは、昨年末に亡くなったマダム池澤祐子師範への「恩返し」だった。
「マダムはいつも、輝いていました。好んで身につけていたトリコロールカラーにならって、今日はこんなネイルにしてみました」
 この日、身に纏っていた赤いドレスも、マダムからの形見分けだ。
「これから先もマダム池澤師範の軽快なふるまい・もてなし・しつらいをまなびたい」といっていた若林は、感門之盟で実践してみせたのだ。

 

 めでたい場だからこそ、故人を語る。故人に肖る。イシスの歴史が、マダムの遺志が、若林の姿にREMIXされた。

▲赤いドレスが映える。

  • 角山祥道

    編集的先達:藤井聡太。「松岡正剛と同じ土俵に立つ」と宣言。花伝所では常に先頭を走り感門では代表挨拶。師範代登板と同時にエディストで連載を始めた前代未聞のプロライター。ISISをさらに複雑系(うずうず)にする異端児。角山が指南する「俺の編集力チェック(無料)」受付中。https://qe.isis.ne.jp/index/kakuyama

  • 感門団ハッピー界隈【感門89】

    褒められるわけでもない。報酬が出るわけでもない。目立つわけでもない。打ち合わせは連日で、当日は朝から現地入り。 だからなのか、だからこそなのか、「感門団」は感門之盟の華であります。江戸に火消しがつきもののように、感門之盟 […]

  • 誰も知らないお色直し 【89感門】こぼれ話

    いったい誰が気づいたか。この男が、感門之盟の途中でお色直しをしていたことを。  司会の2人が、感門テーマの「遊撃ブックウェア」にちなんで、本を纏ったことは当日、明かされたが、青井隼人師範には「つづき」があった。イシスの […]

  • 師範は動き続ける【88感門】

    壇上に登ればスポットが当たる。マイクを握れば注目が集まる。表舞台は、感門之盟の華だ。だが表があれば裏がある。光があれば影もある。壇上の輝きの裏側には、人知れない「汗」があった。  第88回感門之盟(9月6日)は、各講座 […]

  • 感門エディスト団、暗躍す【88感門】

    アフ感会場で、板垣美玲がショックを口にした。 「今井師範代が来ていたなんて、気づきませんでした」  今井師範代とは、JUST記者の今井早智のことである。果敢に林頭を取り上げたあの今井だ。師範代と学衆の関係だった今井と板 […]

  • スコアの1989年――43[花]式目談義

    世の中はスコアに溢れている。  小学校に入れば「通知表」という名のスコアを渡される。スポーツも遊びもスコアがつきものだ。勤務評定もスコアなら、楽譜もスコア。健康診断記録や会議の発言録もスコアといえる。私たちのスマホやP […]