「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。

クリスマス・イブの12月24日、イシス編集学校の多読ジムSP「村田沙耶香を読む」の読了式を開催します。イベントの目玉はなんと言っても、村田沙耶香さんと松岡正剛校長が対談するスペシャル・セッション。本コースを受講していない方もオンライン視聴できるので、ぜひご参加ください。お申込み詳細はこちらです。
https://edist.isis.ne.jp/just/tadokugym-muratasayaka-special/
イベントは1)読了式、2)村田沙耶香さんによる「特別賞」発表・講評、3)村田沙耶香×松岡正剛校長【スペシャル・セッション】の三部構成です。
読了式では、現在進行中の多読ジムSP「村田沙耶香を読む」受講者の修了作品が公開され、優秀作品には村田沙耶香さんご本人が選出する特別賞「村田沙耶香賞」が授与されます。
上記リンク「遊刊エディスト」の記事に掲載しましたとおり、本コースの修了制作の形式は漫画でも写真でも詩歌でも絵画でも書評でもなんでもあり。自由なルールで、いわば村田沙耶香トリビュートのようなかたちをとるわけですが、いったいどんな作品が飛び出してくるのか。そして、栄えある村田沙耶香賞は誰が手にするのか。その様子はオンライン視聴でもご覧いただけるので、こちらもどうぞご期待ください。
村田沙耶香×松岡正剛のスペシャル・セッションでは、村田沙耶香を読むことの魅力、村田沙耶香という人間の魅力を松岡正剛校長がぞんぶんに引き出してくれることでしょう。二人の再会は雑誌「スタジオ・ボイス」(2017年10月号)の鼎談企画「来るべきエロス」以来のことです。この貴重な機会をぜひお見逃しなく!
Info
◉多読ジム スペシャルコース「村田沙耶香を読む」読了式◉
∈日時:2022年12月24日(土)14:00~17:00
∈出演:村田沙耶香(小説家、多読ジムスペシャル著者ゲスト)
松岡正剛(イシス編集学校校長)
∈プログラム:
1)読了式
2)村田沙耶香さんによる「特別賞」発表・講評
3)村田沙耶香×松岡正剛校長【スペシャル・セッション】
∈オンライン参加:3000円(受講生以外の方)
*お申込み後、zoomのアクセスキーをお送りします。
12月23日(金)18:00までにお申込みください。
∈URL:https://shop.eel.co.jp/products/detail/467
∈お問合せ先:イシス編集学校 学林局 front_es@eel.co.jp
金 宗 代 QUIM JONG DAE
編集的先達:宮崎滔天
最年少《典離》以来、幻のNARASIA3、近大DONDEN、多読ジム、KADOKAWAエディットタウンと数々のプロジェクトを牽引。先鋭的な編集センスをもつエディスト副編集長。
photo: yukari goto
ISIS co-missionミーティング開催! テーマは世界読書奥義伝[離]
本日、ISIS co-missionミーティングが開催され、イシス編集学校のアドバイザリーボードが豪徳寺・本楼に集結した。 メンバーは、田中優子学長(法政大学名誉教授、江戸文化研究者)をはじめ、井上麻矢氏(劇団こまつ座代 […]
11月は別典祭へいこう! 二日限りの編集別天地? 【11/23-24開催】
2025年11月23日(日)・24日(月・祝)、イシスの新しいお祭「別典祭」(べってんさい)を開催します。 場所は豪徳寺・本楼、主催は多読アレゴリア。ですが、多読アレゴリアのメンバーでなくても、イシス編集学校を一度も受講 […]
【2025秋募集★多読アレゴリア】「別典祭」ダイダイ大開催!!!! イシスの新しいお祭り?
読書の秋はアレゴリア。イシス編集学校とっておきのブッククラブ「多読アレゴリア」2025年秋シーズンの募集がスタートします。秋シーズンの会員期間は2025年9月1日(月)から12月21日(日)です。 秋シーズ […]
佐藤優さんから緊急出題!!! 7/6公開◆イシス編集学校[守]特別講義「佐藤優の編集宣言」
佐藤優さんから緊急出題!!! 「佐藤優の編集宣言」参加者のために佐藤優さんから事前お題が出題されました(回答は必須ではありません)。回答フォームはこちらです→https://forms.gle/arp7R4psgbD […]
多読スペシャル第6弾「杉浦康平を読む」が締切直前です! 編集学校で「杉浦康平を読む」。こんな機会、めったにありません! 迷われている方はぜひお早めに。 ※花伝寄合と離想郷では冊師四人のお薦めメッセージも配信 […]
コメント
1~3件/3件
2025-09-16
「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。
2025-09-09
空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。
2025-09-04
「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。