ドラミ助太刀がトップデビュー 44[守]師範詰所

2019/10/20(日)15:43
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 ドラミとピノコが助太刀いたす。編集稽古は、とびきり上等。

 

 44[守]の開講を目前に、師範代たちが“師範詰所”で名乗りをあげている。ドラミ助太刀教室の松永惠美子師範代(公益団体秘書)がトップを切れば、ピノコ上等教室の神尾美由紀師範代(システムエンジニア)が続く。

 

 “師範詰所”は、イシス編集学校の師範、師範代達が学校全体の情報を共有するラウンジ。講座を担う師範代は、毎週末教室の稽古模様を詰所に報告する。すでに発言数は2万超に達した。

 

 10月16日、和田めぐみ44[守]番匠が号令をかける。登板師範代は、松岡正剛校長から贈られた教室名を携えていっせいに登場した。

 18人の44[守]師範代と教室名は次の通り。

 

   ◇圓尾友理師範代 / AIファインダー教室  

   ◇中川将志師範代 / 五彩ボウイ教室

   ◇菅沼利彰師範代 / 観覧八海山教室

   ◇山口イズミ師範代 / 水分カミーノ教室

   ◇舟本美子師範代 / 菫色アビシニアン教室

   ◇松永惠美子師範代 / ドラミ助太刀教室

   ◇華岡晃生師範代 / ドクター・カーソル教室

   ◇中山有加里師範代 / 二歩三歩教室

   ◇今田美穂師範代 / ラテ・ルナ・マギカ教室

   ◇小桝裕己師範代 / トポス清冽教室

   ◇細田陽子師範代 / 時鐘連音教室

   ◇橋本高志師範代 / 事代ハルモニア教室

   ◇蒔田俊介師範代 / 間架結構教室

   ◇佐藤裕子師範代 / 幕末カノン教室

   ◇黒澤朋子師範代 / バック・トリップ教室

   ◇森本研二師範代 / ユーヅームゲ教室

   ◇萩原裕樹師範代 / 愉氣快快教室

   ◇神尾美由紀師範代 / ピノコ上等教室

 

 44[守]は、10月21日に開講をする。

 

 

  • 吉井優子

    編集的先達:田辺聖子。本業の物流業にテニスコーチ。師範代連続登板も軽々とこなす、無尽蔵の編集体力の持主。丸の内朝大学からイシス入門後、飽くことない向上心で編集道を邁進しつづけ、いまや師範に。感門団でも中心的存在。

コメント

1~3件/3件

川邊透

2025-06-30

エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
 
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
 
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。

堀江純一

2025-06-28

ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。

山田細香

2025-06-22

 小学校に入ってすぐにレゴを買ってもらい、ハマった。手持ちのブロックを色や形ごとに袋分けすることから始まり、形をイメージしながら袋に手を入れ、ガラガラかき回しながらパーツを選んで組み立てる。完成したら夕方4時からNHKで放送される世界各国の風景映像の前にかざし、クルクル方向を変えて眺めてから壊す。バラバラになった部品をまた分ける。この繰り返しが楽しくてたまらなかった。
 ブロックはグリッドが決まっているので繊細な表現をするのは難しい。だからイメージしたモノをまず略図化する必要がある。近くから遠くから眺めてみて、作りたい形のアウトラインを決める。これが上手くいかないと、「らしさ」は浮かび上がってこない。