巣の入口に集結して、何やら相談中のニホンミツバチたち。言葉はなくても、ダンスや触れ合いやそれに基づく現場探索の積み重ねによって、短時間で最良の意思決定に辿り着く。人間はどこで間違ってしまったのだろう。
「いきなりはじめます」
第二季[離] 坪井美香の文巻朗読により、第72回 感門之盟「世界読書奥義伝 第十三季 [離] 退院式」が開幕した。
[離]とは、イシス編集学校の中でも唯一の、松岡正剛校長直伝プログラムである。松岡校長による書き下ろしのオリジナルテキスト「文巻」を通じて、世界の見方・読み方・語り方を体得する、19週間の上級コースだ。2019年11月9日、午後12時半より、退院式(修了式)が、五反田DNPホールで行われている。
「十三離の諸君、おめでとうございます。ようやく、ここにきました。
私は文巻を書き、学衆の諸君がそこに穴埋めをする。「問感応答返」をする。火元組(指導陣)がいて学衆がいる。テキストは編集的に成長して、成長的に編集されていく。自分が書いたものがこれだけ変容する。十三離の中で、文巻の書き換えが起こっている。離においては劇的に、編集的成長を遂げている。
千離衆と共に、たったいま退院した現役の離学衆をほめたたえる日となりました。こういう日を迎えられることをうれしく誇りに思います」。
松岡校長は退院式の開幕と、29名の離学衆の退院を祝した。
上杉公志
編集的先達:パウル・ヒンデミット。前衛音楽の作編曲家で、感門のBGMも手がける。誠実が服をきたような人柄でMr.Honestyと呼ばれる。イシスを代表する細マッチョでトライアスロン出場を目指す。エディスト編集部メンバー。
11/23(日)16~17時:イシスでパリコレ?! 着物ファッションショーを初披露【別典祭】
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「松岡正剛の方法にあやかる」とは?ーー55[守]師範陣が実践する「創守座」の場づくり
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2025-12-16
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2025-12-09
地底国冒険譚の主人公を演じ切った幼虫と灼熱の夏空に飛び立った成虫、その両方の面影を宿すアブラゼミの空蝉。精巧なエンプティボックスに見入っていたら、前脚にテングダニの仲間が付着しているのに気づきました。