24時間学習OK!修了率80%超!【1:1:10の法則】がもたらす革新的な学習スタイルとは

2022/05/10(火)21:03
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一年前を振り返ってみてほしい。何度目かの緊急事態宣言下、東京オリンピックの開催に揺れたあのときから、ひさしぶりに晴ればれとしたゴールデンウイークを終えたこの日まで、あなたはどんな変化を遂げただろうか。答えに窮したあなたに朗報がある。

 

イシス編集学校では、たったの3ヶ月であなたの思考回路を変える。より自由に、より多彩に。受講生は口々に言う。「もっと早くイシスに出会いたかった」。

設立から22年、受講生3万人を超えるこの学校では、発想力や思考力を鍛える。学校といっても、学びは愉快だ。スマホで1日5分、楽しみながら「お題」に回答するだけで、気づけば編集力が身についている。修了率は8割を超え、毎年400名近い学衆が、アタマの凝りをほぐしているのだ。

完全オンラインの通信教育で、なぜそんなことが可能なのか。その理由は革新的なイシスの学習スタイルにある。

 

■ イシス独自の3つのメソッド

1 38のアナロジカルな思考クイズ

受講生が取り組むのは、講義を聞くことでもなく、教科書を読むことでもない。思考クイズに取り組むことだ。イシスでは、校長松岡正剛が編み出した編集術を、クイズ形式の「お題」に分割。ワンステップずつ進むので、無理なく編集力が身につく。受講生は小学4年生から88歳まで。知識も学位もロジカルシンキングも不要。必要なのは好奇心と想像力。

 

2 24時間学習OK

お題はメールやネット上の独自システムで回答するだけ。時間が決まったレクチャーなどはないため、朝の通勤時間でも、家事のあいまでも、いつでもどこでも学習可能。1日5分の時間とスマホさえあれ問題なし。3ヶ月の受講期間中、スキマ時間を自己研鑽に活用することができる。

 

3 1:1:10の法則

受講生のみなさんの回答には、師範代というコーチから「指南」が届く。みなさんが配属される「教室」には仲間の学衆が10名。つまり、ネットの教室にアクセスするだけで、10人分の学びが得られるのだ。また、師範代のほかにも「師範」というベテランのスーパーバイザーも専属。みなさんお一人おひとりの個性や適性を見極めてアドバイスがなされる。

 

 

■ イシス編集学校[守]修了者の声

これほど手厚い学校もないだろう。2021年秋講座修了者は、イシスでの体験をこう語った。

 

▽これまでの体験を、再構成・再発見できた

「守」では型を使って、自分の五十余年の人生で見たり聞いたりしてきた、書物や音楽、映画やアートなどから得た断片を、つないだり離したりかけ合わせたりして、何かを表現することを学びました。確かに、これは学校では教わらないことで、最初は「正解」があるんじゃないかと、おそるおそる回答していたのですが、そのうち「数奇にやっていいよ」と言ってもらえたので、苦しみながらも楽しく稽古を続けることができました。(Iさん、2021年秋[守]基本コース修了、2022年春[破]応用コース受講中)

 

▽オンラインだからこそ深まる、講師・仲間との信頼関係

編集学校を知らないまま生活していなくてよかったと思うほど、私にとってイシスは新しい世界でした。オンラインでの学びの場を経験しながら、やはり対面に強い信頼がありました。でも「守」の稽古を進めるにつれ、師範代からの指南をワクワクドキドキしながら待つ時間や、なかなか回答ができない時に学衆さんのを読んで閃いたり真似してみたり。同じお題で全然違う回答になることへの興奮!直接会っていないのに、毎日皆の息遣いを感じ、感門之盟では画面越しに涙が勝手に流れる場面が何度もありました。不思議な空間にいました。(Aさん、2021年秋[守]基本コース修了、2022年春[破]応用コース受講中)

 

2022年春開講は、5月16日締切。これを逃すと半年後。いま一歩踏み出せば、真夏のころ、しなやかな思考を手に入れた新たな自分に出会えるはずだ。


■[守]基本コース(速修) 2022春講座
2022年5月23日(月)~2022年8月21日(日)
▼申込:https://shop.eel.co.jp/products/detail/361

※締切は5/16(月)ですが、30名の定員に達し次第締め切らせていただきます。


 

■ イシス編集学校とは

2006年6月、情報編集術を伝える学校としてインターネット上に開講。校長は松岡正剛。開講22年で編集コーチ850人を輩出し、同校プログラムを企業や大学、学校でも展開するほか、伝説の年表『情報の歴史』をはじめ、さまざまな編集プロジェクトを推進しています。
公式HP:http://es.isis.ne.jp(運営会社:編集工学研究所

 

■ 2022年春入門 

  最後の学校説明会 5月21日(土)開催

2年半ぶりに、学校説明会を東京・豪徳寺のブックサロンスペース「本楼」で開催いたします。ふだんは見学することのできないこの場所は、松岡正剛の蔵書2万冊に囲まれた知の秘密基地。ここでイシス編集学校で学ぶ内容をご案内。参加無料、先着10名様限り。2022年春入門、最後の機会です。次回の開催は未定です。

▼申込:https://shop.eel.co.jp/products/detail/400

  • 梅澤奈央

    編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。
    イシス編集学校メルマガ「編集ウメ子」配信中。

コメント

1~3件/3件

川邊透

2025-06-30

エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
 
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
 
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。

堀江純一

2025-06-28

ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。

山田細香

2025-06-22

 小学校に入ってすぐにレゴを買ってもらい、ハマった。手持ちのブロックを色や形ごとに袋分けすることから始まり、形をイメージしながら袋に手を入れ、ガラガラかき回しながらパーツを選んで組み立てる。完成したら夕方4時からNHKで放送される世界各国の風景映像の前にかざし、クルクル方向を変えて眺めてから壊す。バラバラになった部品をまた分ける。この繰り返しが楽しくてたまらなかった。
 ブロックはグリッドが決まっているので繊細な表現をするのは難しい。だからイメージしたモノをまず略図化する必要がある。近くから遠くから眺めてみて、作りたい形のアウトラインを決める。これが上手くいかないと、「らしさ」は浮かび上がってこない。