私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。

二日にわたる感門之盟エディットジャパン。
九州からの列島ナマ中継を裏で支えたのは、耶馬渓の肝っ玉母さん・田中さつき師範代だった。
この中継のため、中野組長はじめとする九天玄氣組組員5名が9月19日、田中さつき邸に入った。21日には44[破]吉田麻子師範代も合流。
熊本から合流した吉田麻子師範代
この3日間、さつきは5(6)人の胃袋を満たすため、賄いの腕をふるいつづけた。
この間、食卓にのぼったのは、
深夜ににぎり続けた数十個ものオニギリ。
卵10個を使ったBIGオムレツ。
お手製マヨネーズを使った大量のポテトサラダ。
柿やいちじくなど季節の果物の手造りジャムなどだ。
それぞれポリロールを担う組員たちは、プログラムの合い間に急いで食事をし、再び任へ向かう。九州からの中継はさつき(ヤバ系の母)の愛に支えられている。
(文:三苫麻里)
石井梨香
編集的先達:須賀敦子。懐の深い包容力で、師範としては学匠を、九天玄氣組舵星連としては組長をサポートし続ける。子ども編集学校の師範代もつとめる律義なファンタジスト。趣味は三味線と街の探索。
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コメント
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2025-07-03
私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。
2025-07-02
連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。