『野望の王国』原作:雁屋哲、作画:由起賢二
セカイ系が猖獗を極める以前、世界征服とはこういうものだった!
目標は自らが世界最高の権力者となり、理想の王国を築くこと。ただそれだけ。あとはただひたすら死闘に次ぐ死闘!そして足掛け六年、全28巻費やして達成したのは、ようやく一地方都市の制圧だけだった。世界征服までの道のりはあまりにも長い!

あなたは感門之盟を知っているか。
守の学衆諸君はおそらく、感門之盟が3月20日、21日にあるといわれ、アタマに「?」が無数に浮かんでいるに違いない。なぜ2日間なのか。身銭を切るほどの会なのか。なにが行われるのか。なぜ師範代は強く勧めるのか。
参加した者は知っている。毎年、感門之盟でとんでもない事件が起こることを。それぞれの講座で起きたドラマが凝縮して紹介されることを。イシスの奥がチラッと明かされることを。
だが初参加の学衆には、謎のままである。そこで「守の学衆が感門之盟を楽しむ方法」を5つ、こっそり伝授したい。
●瞠目ポイント1――あなたの師範代は何を語るか。
メインイベントのひとつは、「先達文庫授与式」だ。48[守]を終えた19名の師範代には、松岡校長からは自ら選んだ本(メッセージ入り)が、師範からはねぎらいの言葉と「感門表」が贈られる。どんな本が贈られるかは、毎年のトピックだが、学衆諸君は「師範代が何を語るか」にも注目してほしい。それはあなたへのメッセージだ。たまに予期せぬ涙、というオマケもつく。
●瞠目ポイント2――あなたはどんな「卒門証」をもらうか。
感門之盟に参加した学衆には、教室ごとに、オンライン上で「卒門証授与式」(ミニ汁講)が行われる。もちろん、参加せずとも現物はもらえるが、師範代から言葉付きで受け取る「卒門証」は格別だ。しかも「卒門証」の中身は、ひとりひとり違う。今から期待してほしい。
●瞠目ポイント3――校長は何を語るか。
感門之盟2日目を締めくくるのは、松岡校長の校話だ。校長は毎回、この校話のために原稿をしたため、何度もリハを繰り返す。ここで何が語られるか。今回はどんな「編集の秘密」が明かされるのか。耳をそばだてたい。
●瞠目ポイント4――どんなタブロイドが届くか。
近々、あなたの手元に、感門之盟のタブロイドが届くはずだ(現在、絶賛編集中!)。ここにもイシスの「編集」が尽くされている。「読む感門之盟」を味わうのはいかがだろう。
●瞠目ポイント5――誰が司会を務めるのか。
感門之盟の常連からすると、49[守]、48[破]の教室名発表もワクワクポイントだが、実は通の間でひそかに予想合戦が繰り広げられているのが「司会を誰がやるか」問題だ。こっそりお教えするが、1日目も2日目も、48[守]ゆかりの人間がロールの一端を担うとだけ言っておこう。
これは、48[守]の学衆諸君にだけ明かす秘密である。くれぐれも公言しないように。
角山祥道
編集的先達:藤井聡太。「松岡正剛と同じ土俵に立つ」と宣言。花伝所では常に先頭を走り感門では代表挨拶。師範代登板と同時にエディストで連載を始めた前代未聞のプロライター。ISISをさらに複雑系(うずうず)にする異端児。角山が指南する「俺の編集力チェック(無料)」受付中。https://qe.isis.ne.jp/index/kakuyama
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コメント
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2025-07-13
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2025-07-08
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