私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。

はい、こちらは46[守]卒門式の京都会場。京都市にある「南禅寺無鄰菴(むりんあん)」です。狭い玄関を入ると、あけ放たれた部屋越しに広い庭園が広がっています。明治の政治家、山縣有朋の別荘として建てられたもので、日露開戦前夜には伊藤博文と日本の方針をここで立てたという由緒ある建物です。昨年8月には、はんなり三人娘による京都エディットツアーの会場としても使われました。
京都は強い雨が降っていたのですが、出迎えてくれた担当者によると、「植物が映えるからと、山縣は雨を好んだといいます」と話していたので、雨はよかったのかもしれません。
この「無鄰菴」で感門を迎えるのは、かりぐらジョジョ教室・三谷和弘師範代、大阪カルダモン教室・大嶋恒徳師範代の2人の師範代です。大嶋師範代はカメラマンとしても庭園の様子を伝えてくれています。本も並べていますよ。三谷師範代は後ろで手を振って盛り上げてくれています。この3人で京都から雅にお届けしますね。
2階の部屋から見た庭園
…通信トラブルで中途で終わりましたが、これが感門之盟オープニングで伝えたかったことでした。師範代2人の笑顔と、庭園の様子、ぜひ共読してください!
庭園をバックに、大嶋師範代(左)と三谷師範代
景山和浩
編集的先達:井上ひさし。日刊スポーツ記者。用意と卒意、機をみた絶妙の助言、安定した活動は師範の師範として手本になっている。その柔和な性格から決して怒らない師範とも言われる。
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コメント
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2025-07-03
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2025-07-02
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ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。