『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
明日は何の日か。中華まんの日とかホットケーキの日というだけではない。蘇峰(885夜)や白秋(1048夜)やヴァージニア・ウルフ(1710夜)、フルトヴェングラー(918夜)の生誕日だが、それだけではない。イシス編集学校校長・松岡正剛の誕生日なのである。
遊刊エディストとしては、黙って指を咥えていることはできない。校長の誕生日に肖って、エディストは変わろうとしている。2019年にスタート以来、音声のラジオエディストにオツ千、写真の10shot、動画の映写室、本は三冊筋プレスに紅白憚読合戦、そしてマンガのスコアといくつもの企画が誕生し、小さな変化を繰り返してきた。もっと見やすくして欲しい、使いやすくして欲しいなどの要望も寄せられていた。では、エディストはどのように変わるのであろうか。それは、まだ、ここでは言えない。言えないのだが、なんかこんな感じに変わるというのをチラ見せしよう。
・なんかまとまります。
・なんかが動きます。
・なんかが選ばれます。
・メニューが変わっています。
・デザイナーが細かいこだわりを見せています。
ここからは想像をふくらましていただいて、明日のエディストをぜひ楽しみにしてもらいたいと思う。
変わり続けるイシス編集学校。変わり続ける遊刊エディスト。いったいどこがどのようにいくつ変わったのか。明日のすがたに注目いただきながら、校長の誕生日を共に祝おうではありませんか。
NEW EDIST coming soon!
吉村堅樹
僧侶で神父。塾講師でスナックホスト。ガードマンで映画助監督。介護ヘルパーでゲームデバッガー。節操ない転職の果て辿り着いた編集学校。揺らぐことないイシス愛が買われて、2012年から林頭に。
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コメント
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2026-03-19
『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
2026-03-17
目玉入道、参上。
体を膨らませ、偽りの目玉(眼状紋)を誇張して懸命に身を守ろうとしているのは、カイコの原種とされるクワコの幼虫。クワコの繭から取れるシルクは、小石丸のそれに似て細く、肌触りがよいらしい。
2026-03-10
平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。