『キャラ者』は、”マンガ家”だった頃の江口寿史の、(まとまった作品としては)ほぼ最後の仕事。恐るべきクオリティの高さで、この才能が封印されてしまったのはもったいない。
「来年こそはマンガ家に戻ります!」と言ったのは、2016年の本の帯(『江口寿史KING OF POP SideB』)。そろそろ「来年」が来てもいいだろう。

イシス編集学校の[破]では、3000字の物語を書くことが大きな山場となります。フィクションなんて書いたことないよ…という人でも、「型」を使えば、あら不思議! 書けてしまうのが編集学校の「方法」です。
[破]指導陣がお送りするエディットツアーでは、物語づくりのエッセンスを体験。小さな形式に、大きなドラマが詰まっている短歌に肖るという趣向です。
ワークを担当するのは、天野陽子師範代(45[破]分針タンブール教室)。歌よみ師範代が、汁講のために考案したお題「すごい比喩の歌」をひっさげての登場です。ワキを固めるのは、イシス全講座に精通する相部礼子[破]番匠、校長の信頼も厚い知性派・井田昌彦師範。
平日夜の開催となります。お題は難しくありません、持ち物は遊び心と冒険心。お気軽にご参加ください。
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イシスフェスタ・オンラインツアー
「すごい比喩で見慣れた世界をブレイク―
[破]応用コースの方法に迫る」
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■日時:2021年3月2日(火)19:30-21:00
■会場: Zoomを利用します
お申込の方に参加用URL、パスワードをお送りします。
■定員:先着15名
インターアクター:
天野陽子(師範代/公共図書館館長)
相部礼子(師範/番匠/富士通勤務)
井田昌彦(師範/富士電機勤務)
原田淳子([破]学匠/図書館流通センター勤務)
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原田淳子
編集的先達:若桑みどり。姿勢が良すぎる、筋が通りすぎている破二代目学匠。優雅な音楽や舞台には恋慕を、高貴な文章や言葉に敬意を。かつて仕事で世にでる新刊すべてに目を通していた言語明晰な編集目利き。
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コメント
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2025-10-15
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2025-10-14
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美味しい葉っぱをもりもり食べていた自分を置き去りにして天空に舞い上がり、自由自在に飛び回る蝶の“初心”って、いったい…。