空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。

<多読ジム>【書院】ラウンジでもイシス編集学校創立20周年記念企画が絶賛進行中だ。”20周年だョ! 全員集合”の掛け声に、season01とseason02のオール冊師と多読師範たちが緊急召集された。
この20年を「本で」振り返っていく、名付けて「多読ほんほんリレー」の立案者は、もちろん多読ジムの大番長・大音美弥子冊匠。番長プランニングと聞いて、多くの方は『女番長 スケバン』が頭をよぎったかもしれない。が、決して仁義なき”極道もの”ではありません。いわば、パンキッシュな”読道”(どくどう)です。
ザックリ言うと、冊師らバトンを受けとった筆者は「この年を語る一冊」を選び、メモリアルなミレニアムから2019年までの20年の記憶を順々にライティング・リレーションしていくという企画。[破]プランニングの飛び道具にあった「この年を語るなら?」を思い出すとイメージしやすいかもしれない。
最初のランナーは、この人でした。イシス創立年である「2000年」をあの本とともに振り返ります。次回の「多読ほんほんリレー01」をどうぞお楽しみに。
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◎「season 03 夏」2020年7月13日(月)~2020年9月27日(日)
◆仮予約・受付中!
┗ 定員:100名(継続会員の方もいるので残席は数席です)
※定員になり次第、締め切らせていただきます
┗ 受講資格:[破]修了者
┗ 受講料 :月額11,000円(税込)
◆詳細はこちら:https://es.isis.ne.jp/gym
◆お問い合せは:isis_tadoku@eel.co.jp
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金 宗 代 QUIM JONG DAE
編集的先達:宮崎滔天
最年少《典離》以来、幻のNARASIA3、近大DONDEN、多読ジム、KADOKAWAエディットタウンと数々のプロジェクトを牽引。先鋭的な編集センスをもつエディスト副編集長。
photo: yukari goto
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コメント
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2025-09-09
空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。
2025-09-04
「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。
2025-09-02
百合の葉にぬらぬらした不審物がくっついていたら見過ごすべからず。
ヒトが繋げた植物のその先を、人知れずこっそり繋げ足している小さな命。その正体は、自らの排泄物を背負って育つユリクビナガハムシの幼虫です。