『キャラ者』は、”マンガ家”だった頃の江口寿史の、(まとまった作品としては)ほぼ最後の仕事。恐るべきクオリティの高さで、この才能が封印されてしまったのはもったいない。
「来年こそはマンガ家に戻ります!」と言ったのは、2016年の本の帯(『江口寿史KING OF POP SideB』)。そろそろ「来年」が来てもいいだろう。

ま~つりだ 祭りだ 祭りだ 編集祭り~♪
8月6日(土)に行われるイシス編集学校「編集盆踊り・学校説明会」の準備が進んでいる。「編集盆踊り」の祭囃子を奏でるのは、現在開講中の第48[破]の師範でもある戸田由香と学林局の衣笠純子だ。
イシス編集学校[守]入門から[破]、[遊]物語講座に[花伝所]へ同時に進み、師範代登板も同期、そして[離]世界読書奥義伝へも共に進んだ2人で編集祭りを計画している。「踊らない盆踊り」が編集盆踊り。だが衣笠と戸田は踊るかもしれない。
編集盆踊りで脳に汗をかこう!
編集盆踊りのメインイベントは、やはり編集ワーク。盆踊り・夏祭りをテーマに、「連想」と「要約」の行ったり来たりを促す編集ワークが用意されている。はじめて編集ワークをする方は、いつもと違う思考の動きに“脳が汗をかく感覚”を覚えるかもしれない。だがそこは「編集盆踊り」。ワークも子どもから大人まで楽しめ、そして発見があるように工夫されている。安心して「脳の筋トレ」を楽しんでほしい。
「編集盆踊り」で夏と編集を体感!
夏祭りに行われる盆踊りと同様に、編集盆踊りも誰でも参加できるイベントだ。会場となる本楼では提灯も下げながら、いつもとは設えを変えてみなさんをお迎えする。
友人、家族へのご紹介、お誘いあわせのうえ、お申し込みを。
8月6日(土)14時から行われる学校説明会のお申し込みはこちらから。
開催概要—————————
学校説明会(ブックサロンスペース「本楼」開催)
15名様限定にて開催いたします。どうぞお早めにお申し込みください。
日 時:2022年8月6日 (土) 14:00 – 15:30
場 所:編集工学研究所 世田谷区赤堤2-15-3 [地図]
参 加 費:無料
申し込む
————————————
衣笠純子
編集的先達:モーリス・ラヴェル。劇団四季元団員で何を歌ってもミュージカルになる特技の持ち主。折れない編集メンタルと無尽蔵の編集体力、編集工学への使命感の三位一体を備える。オリエンタルな魅力で、なぜかイタリア人に愛される、らしい。
玄月音夜會 第五夜|井上鑑 ― 本楼初のグランドピアノ。言葉の余白に音が降る
本楼にグランドピアノが入る――史上初の“事件”が起こる。 井上鑑が松岡正剛に捧ぐ、音と言葉のレクイエム。 「玄月音夜會」第五夜は、“言葉の船”が静かに音へと漕ぎ出す夜になる。 すでにお伝えしていた「玄月音夜會」に、ひとつ […]
夜の深まりに、ひそやかに浮かぶ月。 その光は、松岡正剛が歩んだ「数寄三昧」の余韻を照らし出します。 音とことばに編まれた記憶を、今宵ふたたび呼び覚ますために―― 玄月音夜會、第五夜をひらきます。 夏から秋へ […]
ひとつの音が、夜の深みに沈んでいく。 その余韻を追いかけるように、もうひとつの声が寄り添う。 松岡正剛が愛した「数寄三昧」を偲び、縁ある音楽家を招いてひらく「玄月音夜會」。 第四夜の客人は、邦楽家・西松布咏さんです。 […]
幼な心とワインのマリアージュ ― 酒上夕書斎 第四夕|8月26日(火)16:30~ YouTube LIVE
本を開くたび、知らない景色がひらけていきます。 ときに旅のように遠く、ときに親しい声に導かれるように――。 読書はいつも、新しい道へと私たちを誘います。 「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい)」では、石川淳をひもとき、 […]
江戸の編集、蔦重の秘密──田中優子学長「ちえなみき」特別講演映像を公開
江戸の本屋が仕掛けた文化の渦が、いま開かれた。 7月26日、福井県敦賀市の「ちえなみき」で行われた田中優子学長の特別講演には、50名を超える人々が集まりました。 今年の大河ドラマ『べらぼう』の主人公・蔦屋重三郎を軸に、浮 […]
コメント
1~3件/3件
2025-10-15
『キャラ者』は、”マンガ家”だった頃の江口寿史の、(まとまった作品としては)ほぼ最後の仕事。恐るべきクオリティの高さで、この才能が封印されてしまったのはもったいない。
「来年こそはマンガ家に戻ります!」と言ったのは、2016年の本の帯(『江口寿史KING OF POP SideB』)。そろそろ「来年」が来てもいいだろう。
2025-10-14
ホオズキカメムシにとってのホオズキは美味しいジュースが吸える楽園であり、ホオズキにとってのホオズキカメムシは血を横取りする敵対者。生きものたちは自他の実体など与り知らず、意味の世界で共鳴し続けている。
2025-10-07
「ピキッ」という微かな音とともに蛹に一筋の亀裂が入り、虫の命の完結編が開幕する。
美味しい葉っぱをもりもり食べていた自分を置き去りにして天空に舞い上がり、自由自在に飛び回る蝶の“初心”って、いったい…。