宮谷一彦といえば、超絶技巧の旗手として名を馳せた人だが、物語作家としては今ひとつ見くびられていたのではないか。
『とうきょう屠民エレジー』は、都会の片隅でひっそり生きている中年の悲哀を描き切り、とにかくシブイ。劇画の一つの到達点と言えるだろう。一読をおススメしたい(…ところだが、入手困難なのがちょっと残念)。

ママのアイドル。アイドルのママ。
イシス編集学校には「「の」の字の不思議」というお題がある。「の」の前後が入れ替わることで、見える景色が全く変わるというものだ。アイドルママ教室という教室名を持つ師範・新井和奈の場合は、アイドルのママでもあって、ママのアイドルでもある。3人の子育て中の美しいお母さんでもあり、子育てに悩むパパママの頼れるアイドルでもある。
51期を迎えるイシス編集学校基本コース[守]の入門者向けの、オンラインエディットツアー 。なかでも、ぜひもう一度開催してもらいたいという要望に応えて、ただ一人2度目のツアー開催となる新井和奈師範。子育て・
新井和奈師範の紹介記事はこちら
気づき、言い換え、見立て、伝え方。それぞれに編集術が存分に活用する秘密を1時間半でツアーする。時間帯も子どもを寝かしつけた後の21時30分からスタート。参加費は新井和奈師範たっての要望で無料!!! 子育て中のママパパ、これから子育て予定のご夫婦もどなたでもお申し込みいただける。概要は以下のとおり、定員は20名限定。今すぐ以下のリンクからお申し込みください。
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〇子どもの可能性を引き出す!
〇講師:新井和奈 師範(NPO法人マドレボニータ)
〇日時:2023年4月18日(水)21:30〜23:00 オンライン限定
〇参加費:無料 (限定20名)
〇子育て・
〇申し込み:https://shop.eel.co.jp/products/detail/538
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
第88回感門之盟「遊撃ブックウェア」(2025年9月6日)が終了した。当日に公開された関連記事の総覧をお送りする。 なお、今回から、各講座の師範陣及びJUSTライターによる「感門エディストチーム」が始動。多 […]
6月9日に開講した「多読ジムClassic25夏」も、夏らしい熱気をまといながら、無事に幕を下ろしました。 タドクラの本を読む筋肉=読筋(どくきん)を鍛える3つの読相術トレーニングは、なかなかにハード。すべ […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 早いもので、9月を迎えます。今月は、多読アレゴリアの秋シーズン開講もあれば、コース修了を祝う感門之盟や、多読ス […]
田中優子の酒上夕書斎|第四夕『童謡画集』川上四郎(2025年8月26日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい)」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら […]
コメント
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2025-09-18
宮谷一彦といえば、超絶技巧の旗手として名を馳せた人だが、物語作家としては今ひとつ見くびられていたのではないか。
『とうきょう屠民エレジー』は、都会の片隅でひっそり生きている中年の悲哀を描き切り、とにかくシブイ。劇画の一つの到達点と言えるだろう。一読をおススメしたい(…ところだが、入手困難なのがちょっと残念)。
2025-09-16
「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。
2025-09-09
空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。