本卦「沢天夬」
之卦「雷天大壮」
「勢いだけでやる時期は過ぎた。情に流されず野性の次へ行け」。2022年の年初め、この卦をこう読み解いたのは、福岡の組員·新部健太郎(26[守])。年始にはこうして、九天玄氣組の卦を立ててもらっているのだ。
あれから9ヶ月。確かに九天は変革の只中にある。元日よりスタートした飛永卓哉(38[破])の「本日のテンキ」一日一投(現在、1日も穴を開けずに続行中!)、中村まさとし(評匠)&川崎隆章(師範)による「番組三十三冊屋」(月3回ペース)、石井梨香(守番匠)&三苫麻里(師範代)の棋譜陣アワード企画、春には舵星連のメンバー交代もあり、九天の編集がダイナミックに起こっている。
9月にはホームページも全面リニューアルした。15年ぶりのお色直しとなる。動画や遊刊エディストの九天関連記事、組名の由来、九天フォトコンテスト作品、発足前から現在までのクロニクルなど、ビジュアル多めに紹介した。あわせて組員限定公開のプロフィール·メディアにも着手、ネット上の地域コミュニティであっても組員同士が交わしやすくなるよう、プロフィールが際立つお題に取り組んでもらった。
発足した2006年から16年の間にネット環境もデバイス状況も様変わりした。現在は「EditCafe」をベースにZoomといったオンラインツール、スプレッドシート、本棚ツールなどを取り入れながら、ネット上の地域編集コミュニティのモデルづくりに取り掛かっている。九天ホームページはそんな内外をつなぐイシス九州の情報発信基地として活用する。
9月23日には17年目へとコマを進める九天玄氣組。
目指すのは、野性の次だ。
◆九天玄氣組 新Web https://kyuten.jimdofree.com
中野由紀昌
編集的先達:石牟礼道子。侠気と九州愛あふれる九天玄氣組組長。組員の信頼は厚く、イシスで最も活気ある支所をつくった。個人事務所として黒ひょうたんがシンボルの「瓢箪座」を設立し、九州遊学を続ける。
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