「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。

読みを深める方法はあるのか?もちろん、ある。
どこでその方法を学べるのか。それが10/24から始まる[多読ジム] SPコース「大澤真幸を読む」である。
松岡正剛校長の盟友であり社会学者である大澤真幸。その日常の小さな違和感にカーソルを向け、その因果のBPT迂回路をつけていく方法を『思考術』をベースにしたプログラムで習得する。この大澤の思考を型にし、読みを深める。
課題図書となる大作『<世界史>の哲学』シリーズ全7冊から1冊を選び、1万字に仕上げていく。
始まりは著者とのZOOMセッション、修了イベントでは著者自ら審査講評する。突破者20名限定の狭き門。待ち受ける指導陣はイシス最高の読みの達人、浅羽登志也冊師、加藤めぐみ冊師、吉野陽子冊師と多読師範たちだ。
唯一無二の著者共読プログラム。イシスの歴史は新たに展かれる。
[多読ジム] スペシャル・コース「大澤真幸を読む」
受付開始 :2021年8月15日(土)
コース開始: 2021年10月24日(日)スタート
※キックオフ・レクチャー 10/24 (日) 時間調整中
※修了式 2021年12月19日(日) 豪徳寺 本楼 & オンライン
課題本:『世界史の哲学』シリーズから1冊、『思考術』(河出ブックス)
定員:20名 定員になり次第、締め切りになります。
受講資格:[破]応用コース修了者
受講料: 55,000円(税込)
※修了式参加費5,000円(税込)別途お支払いいただきます。
申込方法:こちらからお申し込みください
https://shop.eel.co.jp/products/detail/332
お問合せ先:イシス編集学校 学林局多読ジム窓口
isis_tadoku@eel.co.jp
吉村堅樹
僧侶で神父。塾講師でスナックホスト。ガードマンで映画助監督。介護ヘルパーでゲームデバッガー。節操ない転職の果て辿り着いた編集学校。揺らぐことないイシス愛が買われて、2012年から林頭に。
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コメント
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2025-09-16
「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。
2025-09-09
空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。
2025-09-04
「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。