外国語から日本語への「翻訳」もあれば、小説からマンガへの「翻案」もある。翻案とはこうやるのだ!というお手本のような作品が川勝徳重『瘦我慢の説』。
藤枝静男のマイナー小説を見事にマンガ化。オードリー・ヘプバーンみたいなヒロインがいい。
時刻は16時10分。20周年記念「Edit Japan2020」第74回感門之盟は、あっという間に、開始から3時間が過ぎようとしている。ここから、さらに11名の45[守]師範代たちへ、感門表と先達文庫の授与が行われていく。
Zoom越しには、ステージに立つ師範代たちへ、テキストによるエールが送られ続けている。
◇前半の部:45[守]先達文庫(前半)第74回感門之盟
本楼スタジオからのナビゲーションは、和田めぐみ師範と白川雅敏師範。
◆梅澤光由師範代 (糠床ザナドゥ教室)
『物理学と神』 (池内了/講談社学術文庫)

◆佐々木章雄師範代 (はたはたデーモン教室)
『夜雨の声』 (岡 潔:著, 山折 哲雄:編/角川ソフィア文庫)

◆若林牧子師範代 (ストールたくさん教室)
『美しくなるにつれて若くなる』 (白洲正子/ハルキ文庫)

◆三苫麻里師範代 (中洲マリリン教室)
『マリリン・モンローの言葉~世界一セクシーな彼女の魅力の秘密』 (山口 路子/だいわ文庫)

◆中西晶大師範代 (飄々絃々教室)
『彼らの流儀』 (沢木 耕太郎/新潮文庫)

◆佐土原太志師範代 (優作うつる教室)
『シャーロック・ホームズの思考術』 (マリア・コニコヴァ/ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

◆川島司師範代 (くるまがくれ教室)
『なみだふるはな』 (石牟礼道子、 藤原新也/河出文庫)

◆古野伸治師範代 (おまたせ再会教室)
『百代の過客 日記にみる日本人』 (ドナルド・キーン/講談社学術文庫)

◆高橋陽一師範代 (まるごと給水塔教室)
『随筆-本が崩れる』 (草森 紳一/中公文庫)

◆齋藤幸三師範代 (羅什ガンダム教室)
『北欧の神話』 (山室 静/ちくま学芸文庫)

◆吉井優子師範代 (発恋スタンツェ教室)
『スタンツェ―西洋文化における言葉とイメージ』 (ジョルジョ アガンベン/ちくま学芸文庫)

コロナ禍で不自由な環境におかれるなか、果敢に稽古に取り組まれ、ご卒門された皆様、おめでとうございました。
◇前半の部:45[守]先達文庫(前半)第74回感門之盟
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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コメント
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藤枝静男のマイナー小説を見事にマンガ化。オードリー・ヘプバーンみたいなヒロインがいい。
2025-12-23
3Dアートで二重になった翅を描き出しているオオトモエは、どんな他者に、何を伝えようとしているのだろう。ロジカルに考えてもちっともわからないので、イシスなみなさま、柔らか発想で謎を解きほぐしてください。
2025-12-16
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