発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

「筆墨ノ場ノ逸民」であるテッサイと同じ誕生日の
「本楼ノ場ノ逸民」であるセイゴオに捧げる。
私然―半然、公然―混然、見然―読然、偶然にして愕然。
エディストはずっと前から独然アートだったのである。
① 『河鍋暁斎が降る一夜 アルス特別企画「興」10幅』
河鍋暁斎が降る一夜 アルス特別企画「興」10幅 | 遊刊エディスト:EDITREALなニューメディア (isis.ne.jp)
② 『生命的建築とは何か:隈研吾 AIDA 02』
場所(トポス)に負けるところから建築がはじまるのだ。
【AIDA考02】生命的建築とは何か:隈研吾 | 遊刊エディスト:EDITREALなニューメディア (isis.ne.jp)
③ 『【AIDA season2 第三講速報!】
DOMMUNEの宇川直宏‟番神“と田中優子・武邑光裕・佐藤優・吉村堅樹のAIDAで、座衆28人が「自分史」を発信する‼‼』
独然アートも人工中世をつくるところからはじめるべし。
【AIDA Season2 第3講速報!】DOMMUNE宇川直宏と田中優子・武邑光裕・佐藤優・吉村堅樹のAIDAで発信 | 遊刊エディスト:EDITREALなニューメディア (isis.ne.jp)
④ 『ゲイゲキの田中泯〔芝居と読書と千の夜:11〕』
自己表現無効宣言。
ゲイゲキの田中泯[芝居と読書と千の夜:11] | 遊刊エディスト:EDITREALなニューメディア (isis.ne.jp)
⑤ 『「うたかたの国」編集者米山拓矢に聞くうたの未来』
【い】【ろ】【は】
[interview]『うたかたの国』編集者 米山拓矢に聞くうたの未来【い】古文嫌いの少年時代 | 遊刊エディスト:EDITREALなニューメディア (isis.ne.jp)
⑥ 『【オツ千vol.6 肖りベイコンで、イシスゲイしちゃお】』
コンティンジェンシーを絵画に取り込んだ面影アートにならえ!
【オツ千vol.6】肖りベイコンで、イシスゲイしちゃお | 遊刊エディスト:EDITREALなニューメディア (isis.ne.jp)
⑦ 『モノづくりから、物語づくりのナゴヤへ「ナゴヤ面影座」の芸と道』
モノづくりから、物語づくりのナゴヤへ-「ナゴヤ面影座」の芸と道 | 遊刊エディスト:EDITREALなニューメディア (isis.ne.jp)
⑧ 『レクサスの祖先はシャチホコだった?!一種合成で天下をとった信長編集術とは【エディットツアー名古屋×京都レポ】』
レクサスの祖先はシャチホコだった?!一種合成で天下をとった信長編集術とは 【エディットツアー名古屋×京都レポ】 | 遊刊エディスト:EDITREALなニューメディア (isis.ne.jp)
⑨ 『天下とるでよ?名古屋の編集名コンビ、やつしツアーだぎゃあ』
天下をとるでよ? 名古屋の編集名コンビ、やつしツアーだぎゃあ | 遊刊エディスト:EDITREALなニューメディア (isis.ne.jp)
⑩ 『三絃の面影~熱田白鳥で端唄をあそぶ~ ‟記憶と想起“の面影座』
リトリーヴァル(検索)人間メディア・ヒデタロウ。
「三絃の面影~熱田白鳥で端唄をあそぶ~」 “記憶と想起”の面影座 | 遊刊エディスト:EDITREALなニューメディア (isis.ne.jp)
以上、本楼から流出する勇気と逸脱と官能の独然アート化10選。
さらなるセイゴオ・トリプテイク(三連画)を待ちながら
寿ぎ申し上げます。
小島伸吾
※こっちがベイコンの「トリプテイク」と富岡鉄斎の「瓢中快適図」。
小島
編集的先達:葛飾北斎。名古屋の旦那衆をつなげる面影座主宰。クセのある中部メンバーを束ねる曼名伽組二代目組長。本業は豆に定評のあるヴァンキコーヒーロースター代表。セイゴオ版画も手がける多才な情熱家。
名古屋には、独特なノーマルを自負する文化があります。 ときに、それはフツーとか中途半端とか、魅力のない都市no.1とか揶揄されたりしますが、じつはこれは「やつし」の編集術だったのです。 「やつし」とは「やん […]
「三絃の面影~熱田白鳥で端唄をあそぶ~」 “記憶と想起”の面影座
昼下がりの池泉回遊式庭園。青天を映した池に水鳥が降り立った。 水面(みなも)に波紋が広がると三味線の音がチンーとかさなった。 ナゴヤ面影座第五講「三絃の面影~熱田白鳥で端唄をあそぶ~」は、11月4日( […]
まるで大工の親方のような風貌だが、奏でる三味の音は繊細だ。その裏声は艶やかで官能的だ。 松岡校長に“日本の宝”と云わしめた本條秀太郎の端唄を聞きに豊田能楽堂に行く。すでに本楼での「イシスフェスタ」や校長 […]
【特集】ETS群島リレー11@名古屋 アーティストよりも過激なタナリスト
エリック・サティのジムノペティが静かに流れる店内に続々と人が訪れる。8月12日、猛暑のお盆最中に総勢24名が集まり、席はすぐに埋まった。 エディットツアースペシャル名古屋会場はちくさ正文館書店二階の旧モ […]
コメント
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。