かつて「大人マンガ」というジャンルがあった(詳しくは「マンガのスコア 園山俊二」参照)。この周辺には、ファインアートと踵を接する作家たちが数多く存在する。タイガー立石もその一人。1982年、工作舎から刊行された『虎の巻』は、まさしくオトナのためのマンガの最極北。いいお酒といっしょにちびちび味わいたい。
「隈さん、抜きに出たね」
松岡正剛館長は高さ8メートルの巨大空間「本棚劇場」で建築家、隈研吾氏と共に報道陣の取材に応じた。
隈氏は「松岡さんに何度もこういうんじゃない、こういうんじゃないと言われ、やっとここに辿り着いた」と本棚製作のプロセスを振り返った。互いのイメージの相互編集によって生み出された本棚は静かに聳え立ち見るものを圧倒する。松岡の想像を超えたミュージアムは生き物が変化成長していくように、ここから先も驚きの仕掛けが飛び出すだろう。
2020年8月1日(土)角川武蔵野ミュージアムのプレオープンで行われた松岡館長スピーチのダイジェストと共に館内の様子を動画でお届けします。本が入ってない本棚は今だけ。連想に遊びながらご覧ください。
動画:林朝恵、写真:後藤由加里
グランドオープンは11月6日(金)です。
【関連リンク】
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角川武蔵野ミュージアムHP
林朝恵
編集的先達:ウディ・アレン。「あいだ」と「らしさ」の相互編集の達人、くすぐりポイントを見つけるとニヤリと笑う。NYへ映画留学後、千人の外国人講師の人事に。花伝所の花目付、倶楽部撮家で撮影・編集とマルチロールで進行中。
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