橋本治がマンガを描いていたことをご存じだろうか。
もともとイラストレーターだったので、画力が半端でないのは当然なのだが、マンガ力も並大抵ではない。いやそもそも、これはマンガなのか?
とにかく、どうにも形容しがたい面妖な作品。デザイン知を極めたい者ならば一度は読んでおきたい。(橋本治『マンガ哲学辞典』)

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JR津田沼駅は、総武線快速と各駅停車の始発があり、通勤時間帯には地下鉄東西線が乗り入れする駅です。ラムサール条約登録地である谷津干潟を有する習志野市にあります。津田沼駅近辺に音楽関係のクラブ活動が盛んな小中学校があり、「谷津」という町名の一部が土地区画整理事業を機に「奏の杜(かなでのもり)」に変わりました。
JR津田沼駅から撮ったLoharu津田沼
駅南口から、この写真が撮影できるほどのところにLoharu津田沼はあります。ユザワヤと丸善は1998年からこのビルに入っています。JR津田沼駅南口から徒歩2~3分でLoharuビルに着きます。ビルの2階と3階が丸善津田沼店です。欲しい本は、ここ丸善津田沼店に行けばほぼ見つかります。
松岡校長ポスターがお出迎え
一般書の2階からフェアを行っている3階に上がるエスカレーター横にB2サイズの松岡校長のポスターが展示されています。
棚づくりのことを同僚に話したところ、手伝いに駆け付けてくれました。色厚紙の用意や貼り付け、ポスターや本の見せ方も工夫してくれて、彼女たちのきめ細かい対応が棚編集で光りました。
フェア本格開始前から並んでいる編集学校案内とミニチラシ(写真右側)。棚づくりをしているときに「もらっていいですか」と両方持っていかれた方もいました。広い店舗の各所でフェアを行っていますがこちらのコーナーに立ち寄って、本を手にするお客様が多いようです。
店長の岩﨑師博さんに本の動きについて伺ったところ「“100分de名著”で取り上げられた『華氏 451度』がダントツに走ってます。『情報の歴史21』も売れましたよ」。
丸善津田沼店をレポートした松永真由美。九天玄氣組の離九メンバーです。昨年九天玄氣組のメンバーと郷読した『大アジア』を手にとりました。
文・写真:松永真由美
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エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読む […]
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2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読む […]
コメント
1~3件/3件
2025-08-21
橋本治がマンガを描いていたことをご存じだろうか。
もともとイラストレーターだったので、画力が半端でないのは当然なのだが、マンガ力も並大抵ではない。いやそもそも、これはマンガなのか?
とにかく、どうにも形容しがたい面妖な作品。デザイン知を極めたい者ならば一度は読んでおきたい。(橋本治『マンガ哲学辞典』)
2025-08-19
エノキの葉をこしゃこしゃかじって育つふやふやの水まんじゅう。
見つけたとたんにぴきぴき胸がいたみ、さわってみるとぎゅらぎゅら時空がゆらぎ、持ち帰って育ててみたら、あとの人生がぐるりごろりうごめき始める。
2025-08-16
飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。