昆虫の巨大な複眼は、360度のあらゆる斜め目線を担保する無数の個眼の集積。
それに加えて、頭頂には場の明暗を巧みに感じ取る単眼が備わっている。
学衆の目線に立てば、直視を擬く偽瞳孔がこちらを見つめてくる。

ほんのれんラジオの最新エピソードが公開されました!
イシス編集学校で世界読書奥義伝[離]まで了えた4名(ニレヨーコ、おじー、はるにゃ、ウメコ)がお送りするほんのれんラジオ。
ほんのれんvol.27″「正しさ」ってどこまで正しい?間違えられない社会を超えて”の番外編、ゲストご出演回です。
今回は、累計ダウンロード数1億回!を達成された「朝日新聞ボッドキャスト」から、メインパーソナリティの神田大介さんにお越しいただきました!
実は「ほんのれんラジオ」を愛聴くださっている神田さん。なんと1時間45分の超長尺にお付き合いいただきました。(超長尺未経験のほんのれんラジオメンバーは、途中で朦朧としてます。)
みなさまも、ぜひごゆるりと、ご一緒ください.!!!「新聞記者」「マスメディア」の視点から、「正しさ」「炎上社会」について語っていただいた必聴回です。みんな、ほんのれんで「喧騒」しよう!!!!!!!!!
朝日新聞ポッドキャスト神田大介さん登場!新聞記者さん、いまの「正しさ」どう思いますか?炎上でも沈黙でもなく、「喧騒」こそが必要だ!?
▼お品書き
朝日新聞東京本社に来ました/「カンカン」登場/日本初ツイッター記者/黒歴史!?/祝1億ダウンロード突破/読書はお好き?/「話し言葉による報道」/しゃべりってノイズが多い/テンポとリズムと熱量/MCはミットから良い音させるキャッチャー/情報と感情のバランス/新聞も本も「ちゃんと読む」じゃなくていい/雑談って天気か時事/マスコミの役割/密告のある社会/平和って「なんでもしゃべれる」こと/「正しく」話せるか自信がない/政治家の失言/「コメは買ったことない」発言/神田さんの農水大臣落語/……え!?精米の話じゃん!!!/フレームの外/切り取ってるのはメディアだけど/「煽る」メディアと、電話に出られない若者/無名TikTokerが大統領に!?/若い頃のメディア態度は一生続く/耳から情報摂取、に賭ける/「正しさ」の感覚が変わった/しゃべり言葉は「誤りアリ」が前提/「正しい」を自分の中で完結させない/事実(fact)と真実(truth)/「ファクト教の者」/「正しいグローバル市民」でいることの大変さ/自分の中に飼ってる「他者」の視線/エドガール・モラン『戦争から戦争へ』/正しさによる自己監視/正しさが原動力になることもある/暴力の正体と欲望の本質/正義の仮面で横取りする/「正しさ」への欲望/SBNR(Spiritual ButNot Religious)/対話不可能になってる現実/自分と会社の「正しさ」がコンフリクトしたら?/朝日新聞のスキャンダル/「政治の欠如を、政治でつくる」/「みんな、くっちゃべってる」ことの健全性/ガバナンスがつくる沈黙/「祭り」が足りてないモンダイ/時間的な外を作る/神と鬼/人間であることは表現できること/新聞の起源ってそういえばコーヒーハウス/必要なのは「喧騒」だった
▼今月の旬感本
(1)『正義を振りかざす「極端な人」の正体』山口真一(著)光文社2020
(2)『MORAL一善悪と道徳の人類史』ハンノ・ザウアー(著)長谷川圭(訳)講談社2024
(3)『息吹』テッド・チャン(著)大森望(訳)早川晝房 2023
(4)「ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』奥野克巳(著) 新潮社2023
(5)『訂正する力』東浩紀(著)朝日新聞出版2023
「朝日新聞ポッドキャスト」はこちら。素敵番組たくさんあります。
「朝日新聞ポッドキャスト」での、ほんのれんラジオメンバー出演回はこちら。
読書がなかなかできないんです… 「ほんのれんラジオ」コラボ(前編) #50-483
読書はもっと自由にいこう! 「ほんのれんラジオ」コラボはこちら(後編) #50-484
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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【募集中~7/27】あなたが聞いた「戦争体験」教えてください(ほんのれんラジオ)
2025年8月、ほんのれんラジオでは「私たちの戦争?」というテーマを扱います。 2025年は戦後80年にあたります。きっと戦争について考えなければいけない時期です。とはいえ、正直なところ「戦後80年と言われても……」と尻 […]
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不倫で叩かれ山籠りしてクニを作った男!?炎上社会のサバイバル術を考えてみた
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2025-07-29
昆虫の巨大な複眼は、360度のあらゆる斜め目線を担保する無数の個眼の集積。
それに加えて、頭頂には場の明暗を巧みに感じ取る単眼が備わっている。
学衆の目線に立てば、直視を擬く偽瞳孔がこちらを見つめてくる。
2025-07-27
ただ今フランスのマルシェあちらこちらで縦縞の赤肉メロンが山盛りだ。自然界が生んだデザインはじつに美しい。赤肉にくるりと生ハムを巻けば、口福ともいうべき大人の欲望が満たされる。
2025-07-25
九州出身のマンガ家は数多いが、”九州男児”っぽさを前面に押し出している作家といえば、松本零士に小林よしのり、そして長谷川法世ということになるだろう(みんな福岡だが…)。なかでも長谷川法世『博多っ子純情』は、その路線の決定版!
これこれこの感じ。まさにこれが九州男児バイ!(…と、よそ者の目には見える…)