『キャラ者』は、”マンガ家”だった頃の江口寿史の、(まとまった作品としては)ほぼ最後の仕事。恐るべきクオリティの高さで、この才能が封印されてしまったのはもったいない。
「来年こそはマンガ家に戻ります!」と言ったのは、2016年の本の帯(『江口寿史KING OF POP SideB』)。そろそろ「来年」が来てもいいだろう。

フルタイムで仕事して、自宅では家事に子育て、加えて3度のご飯より指南が好き。師範代のポリロール的編集稽古日常は、仕事や生活シーンとも“地続き”だ。遊びから生まれるもの、対話から生まれるもの、不足から生まれるものを逃さずフィルターを差し替えていく師範代は七変化し続ける編集装置のようだ。
これこそが日本に必要な編集力と、花伝名うての師範たちが、花伝メソッドの一端をワークショップ仕立で伝授します。
今週末、8月20日(日)午後、花伝所受講を検討中の方も、「編集指南」の方法に触れてみたい方も、ぜひご参集ください。この機会をお見逃しなく!
■日時:2023年8月20日(日)14:00-16:00
■費用:1,100円(税込)
■会場:オンライン(ZOOMを利用。申込み後にURLをお送りいたします)
■対象:どなたでもご参加いただけます
■定員:20名
■申込締切日:定員になり次第
■詳細・申込:https://shop.eel.co.jp/products/detail/578
▼ 過去開催映像もどうぞ!
イシス編集学校 [花伝]チーム
編集的先達:世阿弥。花伝所の指導陣は更新し続ける編集的挑戦者。方法日本をベースに「師範代(編集コーチ)になる」へと入伝生を導く。指導はすこぶる手厚く、行きつ戻りつ重層的に編集をかけ合う。さしかかりすべては花伝の奥義となる。所長、花目付、花伝師範、錬成師範で構成されるコレクティブブレインのチーム。
【書評】『アナーキスト人類学のための断章』×4× REVIEWS 花伝所 Special
松岡正剛いわく《読書はコラボレーション》。読書は著者との対話でもあり、読み手同士で読みを重ねあってもいい。これを具現化する新しい書評スタイル――1冊の本を数名で分割し、それぞれで読み解くシリーズです。今回は、9月に行われ […]
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コメント
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2025-10-15
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「来年こそはマンガ家に戻ります!」と言ったのは、2016年の本の帯(『江口寿史KING OF POP SideB』)。そろそろ「来年」が来てもいいだろう。
2025-10-14
ホオズキカメムシにとってのホオズキは美味しいジュースが吸える楽園であり、ホオズキにとってのホオズキカメムシは血を横取りする敵対者。生きものたちは自他の実体など与り知らず、意味の世界で共鳴し続けている。
2025-10-07
「ピキッ」という微かな音とともに蛹に一筋の亀裂が入り、虫の命の完結編が開幕する。
美味しい葉っぱをもりもり食べていた自分を置き去りにして天空に舞い上がり、自由自在に飛び回る蝶の“初心”って、いったい…。