エノキの葉をこしゃこしゃかじって育つふやふやの水まんじゅう。
見つけたとたんにぴきぴき胸がいたみ、さわってみるとぎゅらぎゅら時空がゆらぎ、持ち帰って育ててみたら、あとの人生がぐるりごろりうごめき始める。

2021年2月13日23時8分頃、福島県沖を震源地とする地震が発生した。
[守]の稽古場EditCafe上で真っ先に声をかけたのは行間達人教室師範代、田中睦だった(23時33分)。「安全なところにいらっしゃいますよね。どうか何事もありませんように」。いいちこ水滸伝教室では師範代の呼びかけに仙台在住の学衆が応えた。「久々に10年前を思いこされるような揺れでした。幸い我が家はグラスが二つ割れた程度でした」(0時59分)。
もっとも震源地に近いのは[守]学匠鈴木康代である。1時2分、学匠から師範代と師範あてにメッセージが届いた。「ここ福島も長く大きく揺れましたが身体無事です。卒門まで1週間、教室はいつも通りでゆきましょう」。
テキストのやり取りで安心が伝わり、稽古が続いていく。番匠時代の鈴木に松岡校長が送った色紙に書かれた文字は「幹番」だった。
石井梨香
編集的先達:須賀敦子。懐の深い包容力で、師範としては学匠を、九天玄氣組舵星連としては組長をサポートし続ける。子ども編集学校の師範代もつとめる律義なファンタジスト。趣味は三味線と街の探索。
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コメント
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2025-08-19
エノキの葉をこしゃこしゃかじって育つふやふやの水まんじゅう。
見つけたとたんにぴきぴき胸がいたみ、さわってみるとぎゅらぎゅら時空がゆらぎ、持ち帰って育ててみたら、あとの人生がぐるりごろりうごめき始める。
2025-08-16
飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。
2025-08-14
戦争を語るのはたしかにムズイ。LEGEND50の作家では、水木しげる、松本零士、かわぐちかいじ、安彦良和などが戦争をガッツリ語った作品を描いていた。
しかしマンガならではのやり方で、意外な角度から戦争を語った作品がある。
いしいひさいち『鏡の国の戦争』
戦争マンガの最極北にして最高峰。しかもそれがギャグマンガなのである。いしいひさいち恐るべし。