一番乗りはどなたかな?
正午の開講を見守る…という態勢に入る間もなく学衆が登場した。
シード群生教室のIさん、なんと12時02分。
二番手は点閃クォート教室のこちらもIさん、12時32分。
三番手は、オリーブ・ビリーブ教室のKさん、12時56分。
いずれも点呼への応答ではなく、00番の回答だ。00番セルフプロフィールは、やや凝った自己紹介お題である。開講前にあらかじめ配信してあるものとはいえ、思いきり速い。様子見などしない潔いスタートダッシュに意気込みを感じて、体温が上がった気がした。
開講を控えた週末、師範代は教室への挨拶や稽古の心得などを心を込めて書き上げ、開講日に出題する文書やお題もばっちり用意した。ネット上にポワンと浮かぶ教室に確かなイメージを与えたいと、教室名にちなんだアイコンをこしらえ、ホットメッセージの語感に耳を澄ませ、ウェルカムメッセージの強弱やリズムを調整して、配置に工夫をこらす。
編集学校の教室は、ささやかでフラジャイルなものだ。この世界に「ある」ために師範代は不断の努力をしている。けれども師範代ひとりががんばっても「ある」ことにならない。学衆が回答してこそ、発言してこそ、エディットしてこそ教室に「なる」。
今はまだ書き始めたばかりの教室に、師範代と学衆が、毎日何度もやってきて、お題・回答・指南のツリーを書き進め、書き足し、書き継いでゆく。かけがえのない場所になっていくメイキングの足跡がいつも見える。聞きなれぬ、不思議なあなたの教室は、新しい仲間と一緒につくってゆく唯一無二のトポスだ。開講初日の夜はまだまだこれから。さあすぐに挨拶を!
原田淳子
編集的先達:若桑みどり。姿勢が良すぎる、筋が通りすぎている破二代目学匠。優雅な音楽や舞台には恋慕を、高貴な文章や言葉に敬意を。かつて仕事で世にでる新刊すべてに目を通していた言語明晰な編集目利き。
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