イスラエルで起こっていることから目をそらすな、ガザの惨劇に目を向けよ、…と言いたいのは山々なのだが、そう、ことは簡単にはいかない。SNS時代の自意識というのか、冷笑系のセルフつっこみとの戦いが待っている。令和の社会派は、なかなか大変なのだ。
夕暮宇宙船『未題』は、pixivサイトでも無料で読めるが、書籍版(『小さき者たちへ』)もアリ。売り上げはパレスチナ支援に充てるとのこと。
ハイブリッド感門之盟を経て、伝習座はオンラインに舵を切る。その為にしつらえたのは実験するトポス・イシススタジオ。4月某日、45[守]指導陣がオンラインで集い、開講に向けてのカマエを新たにした1日の様子を10ショットでお届けする。

学林堂にイシススタジオができる
イシスから全国の師範・師範代に映像を届ける3台のカメラ。しかし伝習座講義で使用していたのはデスク上にあるミニカメラのみ。左右にある2台のカメラは校長講義用に使用する。伝習座が始まるとそこは生放送番組のスタジオの如く緊張感が漂う。

オンラインで参集する45守の顔・顔・顔
各自が自室の一部を背負いながらフレームに収まる。ネットカフェに篭ってアクセスする師範代もいた。オンライン伝習座は画面の向こうからかわるがわる話し手が自分に向かって語ってくれるため、意外と集中できるようだ。


ハッタのあんちょこ
師範代が自作した教室ポスター発表のコーナーを担当するのは江野澤師範と八田律師。20人のポスターを読み込み、ツッコミどころを書き込んでおく。

師範へのお題「背景編集」
オンライン参加とはいえ、ただ顔を出すだけに止まらない。師範には「背景編集」というお題が課された。校長から贈られた書や今読んでいる本、自慢の本棚が師範メッセージとともに明かされていった。森由佳師範は校長の書「絆」を掲げながら一年ぶりのCome back!

松岡校長も見ております
師範代が作成したポスターを手元に用意し、一人ひとりの発表を見つめる松岡校長。師範代諸君はその視線を感じていただろうか。

JUSTするエディスト速報チーム
「オンライン伝習座という事件をJUSTする」という使命を担ったエディストライターの衣笠純子と上杉公志。黙々と記事作成に取り組むストイックな二人。気づけば予定以上の記事数が公開されており、編集長・吉村林頭もご満悦だった。

桂大介の書斎に招かれて
用法解説を担当するのは3期連続登板の桂師範。「非常に面白い。ハイレベルで素晴らしい」と校長からも絶賛された。

2つのカメラとスイッチャーで校長をEditする
校長講義は千夜千冊エディション『編集力』と『心とトラウマ』の重ね読み。校長を正面から捉える1カメ(右/吉村)と手元をズームする2カメ(左/林)、そして2つの映像を切り替えながら配信するスイッチャー(手前/穂積)の三つ巴で映像をお届けする。

千夜千冊スケッチブック
いつもはスライドや画像、黒板を駆使しながら講義を展開するが、この日はスケッチブックとマーカーがツール。四角い画面というタブローにどう映っているかもイメージングしながら言葉と文字でエディションを多読する。
「自分自身に自信を持つのではなく、方法に自信を持つんだ」と師範代たちに餞を贈った。
昨日は44[破]のオンライン伝習座が行われ、エディットツアーも無料オンラインツアーを展開中である。
編集力を自粛しない。今年20周年を迎える編集学校はイシススタジオから別様の可能性に向かい続ける。
後藤由加里
編集的先達:石内都
NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!
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コメント
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2026-01-08
イスラエルで起こっていることから目をそらすな、ガザの惨劇に目を向けよ、…と言いたいのは山々なのだが、そう、ことは簡単にはいかない。SNS時代の自意識というのか、冷笑系のセルフつっこみとの戦いが待っている。令和の社会派は、なかなか大変なのだ。
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2026-01-06
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2025-12-31
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──「これは美味しいから」といただいた農家さんからのオマケ。切れば甘味成分ソルビトールが沁みていた。覗いてみたくなる世界は尽きない。