自ら編み上げた携帯巣の中で暮らすツマグロフトメイガの幼虫。時おり顔を覗かせてはコナラの葉を齧る。共に学び合う同志もなく、拠り所となる編み図もなく、己の排泄物のみを材料にして小さな虫の一生を紡いでいく。
【Playlist】エディストが最も盛り上がった日(編集かあさん家の長男選)
1.二日目は本楼も衣装替え【20周年感門之盟】
2.「編集遊牧民」による列島中継【20周年感門之盟】
3.第18座 風韻講座 アワード3賞は誰の手に?!
4.これがイシス流!本楼舞台転換の裏側【20周年感門之盟】
5.44[破] 先達文庫 第74回感門之盟
6.「ガンダム」に「おまかせ」!? 出世魚した45[破]の9教室
7.46[守]教室名発表 ~ドラム&ギターに言祝がれ~
8.速報!『情報の歴史』予約開始 【20周年感門之盟】
9.エディストショップ#1:64技法風呂敷【20周年感門之盟】
編集かあさん家の長男(2007年生まれ)は、スコア・キッズ。
いつの間にか遊刊エディストの累計投稿数をエクセルに入力し、月ごとの記事推移グラフを作って遊び始めた。グラフから見出した「エディストが最も熱狂した日」は2020年9月21日、20周年感門之盟2日目だった。

2020年9月のグラフ。9/21のところで跳ね上がっている
17本あがった記事の中から本楼発の10本をピックアップした。
09:15
二日目は本楼も衣装替え【20周年感門之盟】
「開始まで45分!」
11:00
「編集遊牧民」による列島中継【20周年感門之盟】
「今日は中継、大丈夫なんやろうか」
12:16
第18座 風韻講座 アワード3賞は誰の手に?!
「着物!」
14:20
これがイシス流!本楼舞台転換の裏側【20周年感門之盟】
「カメラが大量にある。しかも真ん中に」
14:48
44[破] 先達文庫 第74回感門之盟
「この記事は前もって準備されてたのかな」
15:04
「ガンダム」に「おまかせ」!? 出世魚した45[破]の9教室
「出世魚って、めっちゃおもしろい。ちょっと変わるところがおもしろい」
16:58
46[守]教室名発表 ~ドラム&ギターに言祝がれ~
「ライオン丸?」
17:22
速報!『情報の歴史』予約開始 【20周年感門之盟】
「やっと! 待ってた。すぐ予約しなきゃ」
18:19
エディストショップ#1:64技法風呂敷【20周年感門之盟】
「#2もあるんだろうか」
23:09
感門フィナーレと余韻と【20周年感門】
「あ!まだ記事があがってる。これが最後かな」
門前小僧の長男、オンライン感門之盟になってからは巻き込まれて一緒に見ている。
守破の中身はよく知らないながら、映像や音楽に触発されている。
この日は奇内花伝組および九天元氣組からのリアルタイム投稿も複数あり、投稿記事数は17本とのぼった。
「やっぱりいろんな人がよってたかって投稿するっていうのが大事なんやな」。
長男自身がつかみ取ったこの日の「遊び×学び」はこの一言に尽きる。
この時予約し、発売と同時に入手した『情報の歴史21』
2007年の見開き

2007年に生まれたモノ、長男・アイフォン・初音ミク
松井 路代
編集的先達:中島敦。2007年生の長男と独自のホームエデュケーション。オペラ好きの夫、小学生の娘と奈良在住の主婦。離では典離、物語講座では冠綴賞というイシスの二冠王。野望は子ども編集学校と小説家デビュー。
編集かあさんvol.56 読むこと、書くことの自由を妨げない指南というスタイル【田中優子学長講演】
8月2日、第73回全国作文教育研究大会(主催:日本作文の会)で、イシス編集学校の田中優子学長による講演が行われた。 講演のテーマは、『書くこと・読むことの自由を妨げない指南とは』。聴衆は、全国から集まった、作文教育に […]
編集かあさんvol.55 愛知で考えたこと〜秘密基地と擬き力
「子どもにこそ編集を!」 イシス編集学校の宿願をともにする編集かあさん(たまにとうさん) たちが、「編集×子ども」「編集×子育て」を我が子を間近にした視点から語る。 子ども編集ワークの蔵出しから、子育てお悩みQ&Aまで。 […]
「子どもにこそ編集を!」 イシス編集学校の宿願をともにする編集かあさん(たまにとうさん)たちが、「編集×子ども」「編集×子育て」を我が子を間近にした視点から語る。 子ども編集ワークの蔵出しから、子育てお悩みQ&Aまで。 […]
【Archive】編集かあさんコレクション「月日星々」2025/8/25更新
「編集×子ども」「編集×子育て」を我が子を間近にした視点から語る、編集かあさんシリーズ。 庭で、街で、部屋で、本棚の前で、 子供たちの遊びを、海よりも広い心で受け止める方法の奮闘記。 2025年8月25日更新 【Arch […]
編集かあさんvol.53 社会の縁側で飛び跳ねる【82感門】DAY2
「子どもにこそ編集を!」 イシス編集学校の宿願をともにする編集かあさん(たまにとうさん)たちが、「編集×子ども」「編集×子育て」を我が子を間近にした視点から語る。 子ども編集ワークの蔵出しから、子育てお悩み […]
コメント
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2025-11-18
自ら編み上げた携帯巣の中で暮らすツマグロフトメイガの幼虫。時おり顔を覗かせてはコナラの葉を齧る。共に学び合う同志もなく、拠り所となる編み図もなく、己の排泄物のみを材料にして小さな虫の一生を紡いでいく。
2025-11-13
夜行列車に乗り込んだ一人のハードボイルド風の男。この男は、今しがた買い込んだ400円の幕の内弁当をどのような順序で食べるべきかで悩んでいる。失敗は許されない!これは持てる知力の全てをかけた総力戦なのだ!!
泉昌之のデビュー短篇「夜行」(初出1981年「ガロ」)は、ふだん私たちが経験している些末なこだわりを拡大して見せて笑いを取った。のちにこれが「グルメマンガ」の一変種である「食通マンガ」という巨大ジャンルを形成することになるとは誰も知らない。
(※大ヒットした「孤独のグルメ」の原作者は「泉昌之」コンビの一人、久住昌之)
2025-11-11
木々が色づきを増すこの季節、日当たりがよくて展望の利く場所で、いつまでも日光浴するバッタをたまに見かける。日々の生き残り競争からしばし解放された彼らのことをこれからは「楽康バッタ」と呼ぶことにしよう。