七夕の伝承は、古来中国に伝わる星の伝説に由来しているが、文字や学芸の向上を願う「乞巧奠」にあやかって、筆の見立ての谷中生姜に、物事を成し遂げる寺島ナス。いずれも東京の伝統野菜だが、「継承」の願いも込めて。

戸田由香
編集的先達:バルザック。ビジネス編集ワークからイシスに入門するも、物語講座ではSMを題材に描き、官能派で自称・ヘンタイストの本領を発揮。中学時はバンカラに憧れ、下駄で通学したという精神のアンドロギュノス。
53[破]第2回アリスとテレス賞大賞作品発表!テレス大賞 石黒好美さん
[破]には、3000字の物語を書く物語編集術がある。[守]の稽古を終えて卒門した学衆の多くは、この編集術に惹かれて[破]へ進む。 本日紹介するのは、石黒好美さんのテレス大賞作品である。石黒さんは54守番匠ロ […]
53[破]第2回アリスとテレス賞大賞作品発表!アリス大賞 高橋澄江さん
[破]には、3000字の物語を書く物語編集術がある。[守]の稽古を終えて卒門した学衆の多くは、この編集術に惹かれて[破]へ進む。 本日紹介するのは、「五感を蹂躙する場面の断続でエディトリアリティを立ち上げた […]
【多読アワード】中宮定子に捧げる挽歌(戸田由香)◎ [智]の宝珠 SEASON19
去ること、多読ジムseason19では「三冊筋プレス◎アワード」が開催されました。お題は「古典に親しむ三冊」。今回は古典にちなんで「八犬伝」仕立ての講評です。【智】と【忠】の宝珠を得たお二人の創文をご紹介します。どうぞお […]
【53破】破天講・断章~師範代が織りなす言葉のタペストリー~
53破は今、折り返し地点に差し掛かろうとしている。別院では知文AT賞の入賞結果が発表され、教室ではクロニクル編集術が山場を迎えている。そんな時期に師範代の研鑽会である「破天講」が行われた。破天講は物語編集術とプランニン […]
焚き火、星空、ランタンの灯。 山小屋仕立ての「ヒュッテ・ブリコ」に、突破を果たした六人の学衆が集った。ちちろ夕然教室(福井千裕師範代)と縞状アンサンブル教室(田中香師範代)を有するチーム・ブリコの合同汁講である。バー […]
コメント
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2025-07-07
七夕の伝承は、古来中国に伝わる星の伝説に由来しているが、文字や学芸の向上を願う「乞巧奠」にあやかって、筆の見立ての谷中生姜に、物事を成し遂げる寺島ナス。いずれも東京の伝統野菜だが、「継承」の願いも込めて。
2025-07-03
私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。
2025-07-02
連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。