ハンノキの葉のうえで、総身を白い菌に侵されて命を終えていたキハダケンモンの幼虫。見なかったことにしてしまいたくなるこんな存在も、アングルを変えてレンズを向けてみると、メルヘン世界の住人に様変わりする。
壇上の和田めぐみ錬成師範と松岡正剛校長。校長が1本の扇をゆっくりと開き高くかざした瞬間、スクリーンには大きく「花伝扇」の書が映し出された。
初めて花伝指導を担当した師範には、校長から「花伝」の二文字を書した扇が贈られる。ひとつとして同じ書はない。師範それぞれに編集学校の要、方法の奥義を託すかのように感慨と感謝をこめた格別の書に仕上げる。
2019年9月7日の第70回感門之盟では、31[花]の和田錬成師範は83本目の花伝扇を受け取った。

男性用は9寸(27cm)女性用は6.5寸(18cm)
左)岡部吾朗 錬成師範 /右)五味久恵 錬成師範
田中晶子
徹夜明けのスタッフに味噌汁を、停滞した会議に和菓子を。そこにはいつも微笑むイシス一やさしい花伝所長の姿があった。太極拳に義太夫と編集道と稽古道の精進に余念がない。
その問いだけが耳に飛び込んできた。 「逸脱って何ですか?」 編集学校学林局のメンバーの一人が発した言葉で、文脈は不明だが、妙に耳に残った。編集稽古をしていると、同一性から離れていくし、いつもの視点を捨てて連想を飛ばす […]
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2026-02-10
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2026-02-05
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それが、どのような形で訪れるかはわからないが、一番ありえそうなパターンの一つが終末介護病棟での最期じゃないだろうか。沖田×華先生と言えば、自虐ネタのエッセイマンガでよく知られるが、物語作家としても超一流だった。深く死に向き合いたい方は、是非ご一読を。
(沖田×華『お別れホスピタル』)
2026-02-03
鋸鍬形、犀兜、鰹象虫、乳母玉虫、碁石蜆、姫蛇の目、漣雀、星枯葉、舞妓虎蛾、雛鯱、韋駄天茶立、鶏冠軍配、鶉亀虫。見立ては、得体の知れないものたちを、手近に引き寄せたり、風雅に遊ばせることの糸口にもなる。