46[守]別院では、番選ボードレールの講評が発表された。
教室界隈では、同朋衆を名乗る師範陣の目利きにうなる声、仲間の入賞を喜び合う声とともに、己の知識量を嘆く声ももれ聞こえる。
井ノ上裕二(46[守]師範・別名:シーザー)は颯爽と勧学会に駆けつけ、きっぱりと伝える。「大事なのは、方法なんですよ。知識量ではありません」
3年前の松岡校長の講演を抜粋してさっと持ち出す。「本は『高級』でも『知的』でもない。(中略)読み捨ても大事」
スタイリッシュにキメるシーザー。そのネタ元は使い込まれたこの大学ノートである。
シーザーが奥の手から繰り出すトークを聞きたい方は2月7日の未知奥エディットツアーへGO!
石井梨香
編集的先達:須賀敦子。懐の深い包容力で、師範としては学匠を、九天玄氣組舵星連としては組長をサポートし続ける。子ども編集学校の師範代もつとめる律義なファンタジスト。趣味は三味線と街の探索。
本から覗く多読ジム——『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』【ニッチも冊師も☆石井梨香】
少し前に話題になった韓国の小説、ファン・ボルム『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(集英社)を読んでみました。目標を持つこと、目指す道を踏み外さないこと、成功することや人に迷惑をかけないことに追い立てられている人々が、書店と […]
[守]講座の終わりが近づくと、決まって届く質問がある。「教室での発言はいつまで見られるのですか?」 インターネット上の教室でのやりとりがかけがえのないものだということの表れだ。見返すと、あの時のワクワクやドキドキが蘇る。 […]
「編集しようぜ SAY!GO!」師範代は叫んだ【81感門・50守】
インターネット上の稽古場に50[守]学衆の声が届かなくなって10日が過ぎた。次期に受け渡すものを交し合っていた師範のラウンジももうすぐ幕を下ろす。卒門式の師範代メッセージには、メモリアルな期を走り切った充実がみなぎって […]
組員も驚愕する「年賀」はなぜ生まれるのか【九天玄氣組年賀2023】
支所に名前がつく前から、数えて今年で18年。九州支所九天玄氣組(以下、九天)は、松岡校長に年賀を届け続けている。 なぜこれほど続いているのか、なにが彼らを駆り立てるのか、組員と組長に聞いた。 受け取り […]
ギィィ パタン カチャリ。 50守全教室に鍵がかかった。 開講の10月24日から17週間、38のお題を真ん中に回答と指南を交わし、インターネット上の一角にあるスペースが、 […]