コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。

校長講義に校長の姿がない。第1回伝習座の山場ともいえるコーナー。1階本楼の44[守]、2階学林堂の43[破]は、18時開始に遅れないよう、それぞれプログラムを進めてきた。ちなみに、この日は千夜千冊エディション『ことば漬』の共読が予定されている。
18時ジャスト。本楼のレイアウトが整い守破全員が席についた。それでも校長の姿はない。「今、ラグビー見ています」と学林局スタッフ。ちょうど日本―アイルランド戦が行われている時間。あちこちでスマホを取り出し速報を確認する。「日本勝ってる」「え、すごい」「じゃ、校長も来れないか」。松岡校長はラグビーファンなのだ。
そこに校長の姿。同時に本楼のモニターに日本―アイルランド戦が映し出された。全員が画面に見入る。伝習座では異例の光景に「これじゃパブリックビューイング」。林頭の吉村堅樹も笑顔だ。
長いホイッスルが聞こえ「日本の勝ちです」と校長。拍手が起こる本楼。「かなり画期的なことですね」。校長が静かに喜ぶ。いつもと違う熱気のなか『ことば漬』共読が始まった。
景山和浩
編集的先達:井上ひさし。日刊スポーツ記者。用意と卒意、機をみた絶妙の助言、安定した活動は師範の師範として手本になっている。その柔和な性格から決して怒らない師範とも言われる。
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コメント
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2025-08-26
コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。
2025-08-21
橋本治がマンガを描いていたことをご存じだろうか。
もともとイラストレーターだったので、画力が半端でないのは当然なのだが、マンガ力も並大抵ではない。いやそもそも、これはマンガなのか?
とにかく、どうにも形容しがたい面妖な作品。デザイン知を極めたい者ならば一度は読んでおきたい。(橋本治『マンガ哲学辞典』)
2025-08-19
エノキの葉をこしゃこしゃかじって育つふやふやの水まんじゅう。
見つけたとたんにぴきぴき胸がいたみ、さわってみるとぎゅらぎゅら時空がゆらぎ、持ち帰って育ててみたら、あとの人生がぐるりごろりうごめき始める。