棚下照生。この忘れられたマンガ家が、最近、X(ツイッター)で話題になっていた(なぜかは知らないが)。大人漫画のタッチで劇画を描くという、今となっては完全に絶滅した手法が、逆に新鮮に映るのかもしれない。代表作『めくらのお市物語』は、連載当時、大変な人気で、映画やテレビドラマにもなったのだが、現在では、タイトルに問題アリで、復刊の目途もない。もしも古本屋で見かけることがあったら絶対買いです。
クンデラが亡くなった。94歳だったという。2年前の12月に公開されたオツ千スペシャルであるが、ミラン・クンデラへの哀悼と共に、エディストで再アップをする。この回のオツ千スペシャルは聞いていないという方は、偲びつつ聞いていただければと思う。また、未読の方にとっては、あらためてクンデラの小説に触れるきっかけになれば幸いである。
「おっかけ!千夜千冊ファンクラブ」。ちぢめて「オツ千」スペシャルバージョン第二弾。スペシャルバージョンではゲストをお招きし、ゲストには千夜千冊から一夜を選んでいただき、その夜について語り合おうというもの。
千夜坊主の林頭・吉村と千冊小僧・デザイナーの穂積が第二弾のゲストに選んだのは、イシスのアイドルこと律師の八田英子さん。八田英子さんと言えば、イシス編集学校のあらゆる講座をくまなく受け止め、不敵な笑顔と歯に衣着せぬ物言いで束ねる存在。お眼鏡にかなったのは、ジュリー、エレカシ、いとうせいこう、松岡正剛と、人の評価眼にも定評ありです。
そんな八田英子さんがオツ千スペシャルで選んだ一夜は360夜 ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』。オツ千初の文学作品です。
今回の「オツ千SP」では、プラハの春の時代背景から始まり、クンデラの『存在の耐えられない軽さ』はもちろん、『不滅』『笑いと忘却の書』にも触れながら、クンデラの乾いた性描写やキッチュとは何かに迫ります。
▼お便り募集▼
ゆるゆる千夜千冊伴走の「オツ千」の「オツ千目安箱」へお便りありがとうございます。「オツ千」への感想・質問、千夜千冊の気になるところ、まじめなお悩みも不真面目なお悩みも何でもお待ちしております! 坊主と小僧が心を込めてお答えします。
「お気に入りの千夜」を一夜も大募集! 投稿いただいた方からゲストでオツ千にご招待も。お待ちしていますー!
▶︎当該千夜千冊 (0360夜 ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』)
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吉村堅樹
僧侶で神父。塾講師でスナックホスト。ガードマンで映画助監督。介護ヘルパーでゲームデバッガー。節操ない転職の果て辿り着いた編集学校。揺らぐことないイシス愛が買われて、2012年から林頭に。
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コメント
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2026-02-19
棚下照生。この忘れられたマンガ家が、最近、X(ツイッター)で話題になっていた(なぜかは知らないが)。大人漫画のタッチで劇画を描くという、今となっては完全に絶滅した手法が、逆に新鮮に映るのかもしれない。代表作『めくらのお市物語』は、連載当時、大変な人気で、映画やテレビドラマにもなったのだが、現在では、タイトルに問題アリで、復刊の目途もない。もしも古本屋で見かけることがあったら絶対買いです。
2026-02-17
小川の水底での波乱万丈を生き抜き、無事に変態を遂げた後は人家の周りにもヒラヒラと飛んできてくれるハグロトンボ。「神様とんぼ」の異名にふさわしく、まるで合掌するかのように黒い翅をふんわり広げては閉じる。
2026-02-10
ハンノキの葉のうえで、総身を白い菌に侵されて命を終えていたキハダケンモンの幼虫。見なかったことにしてしまいたくなるこんな存在も、アングルを変えてレンズを向けてみると、メルヘン世界の住人に様変わりする。