私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。

イシスの[破]はすごいらしい。
松岡正剛の仕事術を学ぶ? 本の読み方が変わる? 企画力が身につく?
[守]の卒門者のみ進級が許される応用コース[破]とは、いったい何か。開講以来20年、門外不出だった講座模様を番記者がはじめてレポート。実践的編集稽古がここに。
2022/3/31現在、全40本
★印は必読
stage1 《文体編集術》で、書き方をならう
▼書くために、どう読むか
★イシスのマル秘テク「共読」とは何か うるさい読書で千夜に挑む 46[破]伝習座(2021/04/08)
◎気まぐれな読書のしっぽを掴むために セイゴオ知文術必勝法【47[破]文体】(2021/11/02)
▼読書感想文はなぜ書きにくいのか
◎スラスラ書くな、モヤモヤ足掻け◆作文・創文・知文のヒント【46[破]課題本一覧】(2021/05/03)
◎いかにして平凡を脱するか 「感」から生まれる創文を【47[破]知文AT閉幕】(2021/11/08)
◎ベストセラーは名作か 秘密結社で師範は語る【47[破]知文AT賞選評会議】(2021/11/20)
▼松岡正剛秘伝の文章術をチラ見せ
★松岡正剛ライティング術!文章のクオリティを格上げする「ポッと出」とは【46破 知文AT】(2021/05/12)
◎オシリを締めよ!責任とるべき結びの一文【エントリー率驚異の97% 46[破]知文AT閉幕】(2021/05/17)
▼破番記者による創文術レクチャー
◎[守]の型はこう使え ようやくニューワード創文法【47[破]講義録】(2021/10/16)
◎[守]の型はこう使え、第2弾! 《のの字》劇的創文法【47[破]講義録】(2021/10/26)
┗ この記事の執筆法をタネ明かし
・【感門DUST】裏の顔をもつ女 山田細香の黒いB面(2020/09/23)
・【感門DUST】司会ひとりで大フィーバー!林頭吉村の鼻息で吹き飛んだモノとは【75感門】(2021/03/26)
stage2 《クロニクル編集術》で、歴史をひらく
▼クロニクルって何?
★「わたしの歴史」に事件が起きる?! クロニクル編集術の意外な効用とは【47[破]クロニクル】(2021/11/11)
◎天地のあいだに「時間」が生まれた 自分史×社会史で学衆は何を見つけるか【47[破]クロニクル】(2021/11/28)
▼実際の自分史回答を特別公開
◎タモリ・優作・アレクサンダー 自分史作れば、わたしが増える 【イシスの自分史サンプル大公開】(2021/06/04)
◎年表は名シーン セイゴオ年譜に学ぶ自分史編集法 【46[破]クロニクル】(2021/05/27)
▼課題本はあの伝説の年表
◎『情報の歴史21』編集長が年表レクチャー コツは「Qちゃんとヤワラちゃん」(2021/04/10)
stage3 《物語編集術》で、人類普遍の型をつかう
▼物語マザーを知る映画5選
★神話がルークを生んだ!物語づくりはSTAR WARSに学べ 【46破 物語 課題映画リスト】(2021/07/04)
▼学衆の書いた物語のエッセンスを5行で読む
◎3000字を読ませるには「章タイトル」が鍵だった 大賞作品分析 【46破 物語AT】(2021/07/08)
◎2030年東京、コロナ禍は意外と快適? 大賞作はディストピアSF 【46[破]物語AT大賞】(2021/08/22)
▼英雄に必要なものは?
◎正月にこそカゲと向き合え 物語AT賞締切迎える【47[破]】(2022/01/13)
★鬼と小石とエイリアン ヒーローを生む異物とは【47[破]物語AT選評会議】(2022/01/26)
stage4 《プランニング編集術》で、ハイパーな企画をつくる
▼現役テレビマンが明かすプランニングの秘密
★たらこパスタに「ハイパー」を学べ 松岡正剛流プランニング術、革新のポイントとは 46[破](2021/07/22)
◎誰のための五輪なのか プランニングの鍵は「キャラ」にあり 【46[破]】(2021/07/28)
▼実際のプランをビジネスパーソンが審査
◎45[破]P1グランプリ結果発表!優勝はあのミュージアム【75感門】(2021/03/26)
stage奥 「教室」に仕掛けられた謎
★「例外たれ」180秒で回答が届く異例の47[破]、開講(2021/10/11)
◎地方に「ないもの」だから「あるもの」 師範代石輪のウラカタ仕業(2021/05/22)
▼なぜ変な教室名がついているのか
★クラス替えは、世界の再編集のために 【46破開講3日目】(2021/04/21)
◎名付けは「呪」イシスの名前が変なワケ 【46[破]教室名総覧】(2021/04/28)
▼教室を横断した、学衆67名の連歌
◎閉会式のウラで、学衆は何を歌ったか 歌めぐりの46[破]突破期限迎える(2021/08/09)
◎「壊す」と「破る」はどう違う? 突破者60名のこの先は【祝!!47[破]突破】(2022/02/07)
stage裏 「師範代」の本気を知る
▼答えられない質問に、師範代はどう応えたか?
★若き漫画家志望者が体験した、イシスの「そっち?!」な指南とは 47[破]物語AT大賞受賞者・外山雄太さんインタビュー〈前編〉(2022/03/10)
★お金を払ってでも欲しい!イシス式「フィードバック」って? 47[破]物語AT大賞受賞者・外山雄太さんインタビュー〈後編〉(2022/03/11)
▼師範代の顔ぶれは
◎稽古にはエロティックなパサージュを? 学衆が読みたい千夜10選【47[破]師範代エディション】(2021/10/30)
◎春爛漫、師範代が羽ばたくために8時間 47[守]46[破]伝習座開催(2021/04/04)
▼真剣勝負、本気の稽古
◎講評は果たし状 悔し涙の師範代【46[破]知文AT賞 結果発表】(2021/06/07)
◎イシスなオリンピックは「あと」が勝負 知祭り・番ボー・AT賞 【47[守] 46[破]】(2021/07/13)
◎師範代は鬼になる 学衆にムチふるう仏の心とは【47[守]卒門直前】(2021/08/21)
▼校長松岡は、[破]指導陣をどう評価したか
◎いまなぜ神秘主義なのか 歌う46[破]師範へ書の贈呈【77感門】(2021/09/08)
◎あの人はどんな本? 万感の46[破]先達文庫【77感門】(2021/09/10)
◎知のクーデターがうるうると 自らを裏切り続けた[破]を讃えて 47[破]先達文庫一覧【78感門】(2022/03/24)
▼松岡正剛が指導陣に託したものとは
★★★編集は「どこ」で起こるのか 7mにさしかかれ【48[守]47[破]伝習座 校長校話】(2021/10/08)
* * *
イシス編集学校での学びは、基本コース[守]から。次期開講50[守]の申し込み〆切は、2022年10月10日。卒門者のみ、[破]への進級が許される。49[破]は2022年10月開講。
▼詳細や申込みは、イシス編集学校公式HPより。
梅澤奈央
編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。
イシス編集学校メルマガ「編集ウメ子」配信中。
大澤真幸が語る、いまHyper-Editing Platform [AIDA]が必要とされる理由
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イシス編集学校の魅力は「人」にある。校長・松岡正剛がインターネットの片隅に立ち上げたイシス編集学校は、今年で開校23年目。卒業生はのべ3万人、師範代認定者数は580名を超えた。 遊刊エディストの人気企画「イシスの推しメン […]
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2025-07-03
私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。
2025-07-02
連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。