鋸鍬形、犀兜、鰹象虫、乳母玉虫、碁石蜆、姫蛇の目、漣雀、星枯葉、舞妓虎蛾、雛鯱、韋駄天茶立、鶏冠軍配、鶉亀虫。見立ては、得体の知れないものたちを、手近に引き寄せたり、風雅に遊ばせることの糸口にもなる。
啓蟄や 日はふりそそぐ 矢の如く(高浜虚子)
来たる3月23日、エディットツアーでみなさんを開放へと導く編集の旅へご案内します。3月9日につづいて第2弾のテーマは、ズバリ「発想も言葉も自分も変わる」です。
寒さで肩にぎゅっと力が入れば、身体だけではなく思考も固まりがち。スマホを開けば、普段と変わらぬ言葉のやりとりが並んでいる。企画書を作れば、いつも似たようなプレゼンになってしまう。凍てつくほどのガチガチなうたい文句や、錆び付いた常套句に縛られて、今ひとつ発想も言葉も自由になっていない・・・・・・そんなことを感じたことありませんか?
みなさんの中には、本来の柔らかい思考が潜んでいます。それを解き放つ鍵となるのが、「編集」です。春のエディットツアーでは、草木が芽吹くようにみなさんの編集をふんわり開いていきます。この時季ですと、たらの芽、蕗の薹、独活(うど)など苦味野菜が登場します。それらを題材に俳句をつくって、言葉を自由に動かす体験をしていただきます。
では、ここでみなさんに質問です。こんな句が3つ並んでいます。
それぞれどんな情景が浮かんだでしょう?
同じテーブルの上を詠んでいるのに、受け取るイメージがちがうと思いませんか?
このエディットツアーでは、このようなワークショップを通じて、編集の楽しさをお伝えしていきます。イシス編集学校の校長・松岡正剛の蔵書2万冊をぐるりと囲むブックサロンスペース「本楼」ならではの面白い仕掛けもご用意しています。
ナビゲーターは、イシス編集学校の[守]師範のこの2人。昨春、日本伝統俳句協会新人賞を受賞した一倉広美と、食と農のコーディネーター若林牧子。俳句好きと野菜好きがタッグを組んで、編集の面白さにせまります。
俳句や野菜に興味ある人もない人もぜひお出かけください。あらたな自分の扉を開くには絶好のチャンスです。
2025年春。連想力、発想力を広げる入り口へとあなたをいざないます。きっとツアーを体験した2時間後には、自分のちょっとした変化に気付くことでしょう。
◆2025年守・春のエディットツアー◆
芽吹きの春にはじめよう! ~発想も言葉も自分も変わる
日 時 3月23日(日)14:00~16:00
会 場 編集工学研究所「本楼」(世田谷区赤堤)
対 象 どなたでもご参加いただけます
参加費 1,650円(税込)
ナビゲーター:イシス編集学校 師範 若林牧子、一倉広美
お申込みはこちらから
↓ ↓ ↓
イシス編集学校 [守]チーム
編集学校の原風景であり稽古の原郷となる[守]。初めてイシス編集学校と出会う学衆と歩みつづける学匠、番匠、師範、ときどき師範代のチーム。鯉は竜になるか。
春のプール夏のプール秋のプール冬のプールに星が降るなり(穂村弘) 季節が進むと見える景色も変わる。11月下旬、56[守]の一座建立の場、別院が開いた。18教室で136名の学衆が稽古していることが明らかに […]
番選ボードレール(番ボー)エントリー明けの56[守]第2回創守座には、教室から1名ずつの学衆が参加した。師範代と師範が交わし合う一座だが、その裏側には学衆たちの賑やかな世界が広がっていた。 師範の一倉弘美が俳句で用法3を […]
秋の絵本を「その本を読むのにふさわしい明るさ」で3つに分けると、陽だまり・夕焼け・宵闇になる。 多読アレゴリア「よみかき探究Qクラブ」のラウンジに出された問い「本をわけるあつめる。するとどうなる?」への答えだ。 クラブで […]
教室というのは、不思議な場所だ。 どこか長い旅の入口のような空気がある。 まだ互いの声の高さも、沈黙の距離感も測りきれないまま、 事件を挟めば、少しずつ教室が温かく育っていく。そんな、開講間もないある日のこと。 火種のよ […]
かなりドキッとした。「やっぱり会社にいると結構つまんない。お給料をもらうから行っておこうかなといううちに、だんだんだんだん会社に侵されるからつらい」。数年前のイシス編集学校、松岡正剛校長の言葉をいまもはっきりとはっきり […]
コメント
1~3件/3件
2026-02-03
鋸鍬形、犀兜、鰹象虫、乳母玉虫、碁石蜆、姫蛇の目、漣雀、星枯葉、舞妓虎蛾、雛鯱、韋駄天茶立、鶏冠軍配、鶉亀虫。見立ては、得体の知れないものたちを、手近に引き寄せたり、風雅に遊ばせることの糸口にもなる。
2026-01-27
タッパーウェアはそのまま飼育ケースに、キッチンペーパーは4分割して糞取り用のシートに。世界線を「料理」から「飼育」に動かしてみると、キッチンにあるおなじみの小物たちが、昆虫飼育グッズの顔を持ち始める。
2026-01-22
『性別が、ない!』新井祥
LGBTQなどという言葉が世間を席巻するはるか以前、このマンガによって蒙を啓かれた人も多いのでは?第一巻が刊行されたのが2005年のことで、この種のテーマを扱った作品としてはかなり早かった。基本的に権利主張などのトーンはほぼなく、セクシャルマイノリティーの日常を面白おかしく綴っている。それでいて深く考えさせられる名著。