♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

多読アレゴリア「倶楽部撮家」の第2期目は、「写真家研究」と「モンタージュ」を楽しみます。第1期目の夏シーズンは、自身の幼な心を起点にして、まずはシャッターを押してみることを試みてきました。次の秋シーズンは、先達の写真家や映画の方法を借りることを実験します。とはいえ、第2期目からの参加でもご安心ください。カメラさえあればどなたでも参加可能です。プロアマ問わず。一眼レフカメラからスマホカメラまで、どんなカメラでも構いません。
◢◤写真家研究
巨匠や新進気鋭の写真家の方法から学び、肖り、真似してみることで撮影の幅を広げます。
◢◤本家撮り honka-dori
本を撮ることをARTしたい。本の挿絵になるような写真や書影を撮影します。
◢◤瞬間モンタージュ
物語から写真を撮る、写真から物語をつくる。カット編集術を用いながら映画のように写真を撮る。
◢◤千夜千撮
とにかく撮ることを身近にしたい。俳句や詩から写真を撮ってみたり、日記のように撮影した写真を倶楽部専用のInstagramで見せ合いっこ。
その他、リアル撮影会やオンライン座談会などの倶楽部イベントも予定。写真を見せ合うことで、撮影のモチベーションを上げていきます。倶楽部で撮影した写真は遊刊エディストやInstagramなどメディアにも掲載をしていきます。表象力のある撮家クラブを目指します。
倶楽部の活動をリードするのは松岡校長とイシス編集学校を撮影し続けてきたこの2名です。
秋は撮影するのにも最適な季節ですね。写真が好きな方、写真を撮りたい方、新しい写真の可能性をともに開いていきましょう。
アイキャッチ画像:倶楽部撮家
多読アレゴリア 2025年秋 倶楽部撮家
【開講期間】2025年9月1(月)~12月21日(日) ★16週間
【URL】https://shop.eel.co.jp/products/tadoku_allegoria_2025autumn
【申込締切】2025年8月25日(月)
【定員】20名
【受講資格】どなたでも受講できます
【受講費】月額11,000円(税込) ※ クレジット払いのみ
【2クラブ以上お申し込みされる場合】2クラブ目以降は、半額でお申し込みいただけます。お申込詳細はショップカートにて。
後藤由加里
編集的先達:石内都
NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!
学長 田中優子が人生で初めて男の着物を見立てることになった。しかも、その相手は林頭 吉村堅樹である。 事の発端は7月某日、学内会議中に優子学長が突然切り出した。「吉村さんは着物を着た方がいいと思うの」。 […]
2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読む […]
こまつ座「父と暮せば」をイシス編集学校の師範が観てみました 第2弾
こまつ座「戦後”命”の三部作」の第一弾「父と暮せば」(井上ひさし作/鵜山仁演出)が現在公演中です。時空を超えて言葉を交わし合う父と娘の物語。こまつ座がライフワークとして大切な人をなくしたすべての […]
こまつ座「戦後”命”の三部作」の第一弾「父と暮せば」(井上ひさし作/鵜山仁演出)が現在公演中です。時空を超えて言葉を交わし合う父と娘の物語。こまつ座がライフワークとして大切な人をなくしたすべての […]
【本楼紹介】世界一大きな躙り口?井戸のような書棚空間「井寸房」
松岡正剛の蔵書を配架しているゴートクジISIS館内「本楼」(東京都世田谷区)には約2万冊の日本に関する本が並んでいます。普段、一般公開されていないこの「本楼」の一部を特別にYouTubeイシスチャンネルでご紹介します。 […]
コメント
1~3件/3件
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。
2025-09-23
金緑に輝くアサヒナカワトンボの交接。
ホモ・サピエンスは、血液循環のポンプを遠まわしに愛の象徴に仕立て上げたけれど、トンボたちは軽やかに、そのまんまの絶頂シアワセアイコンを、私たちの心に越境させてくる。