【90感門】イシスは読奏するサーキット〜八田律師メッセージ〜

2026/03/22(日)14:06 img
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イシスのイベントの多くはこの人のメッセージから始まる。講座プロジェクトを全面的に支えるパワフルなハブ、八田英子律師が、今日もまず壇上に立った。本楼を埋め尽くす学衆・叢衆・師範陣らが言葉を待つ中、律師は2024年9月の「感門之盟・番期同門祭」、校長が逝ってしまった夏から秋へと季節がめぐった、あのときを持ち出した。56 守の師範代の多くが、番期同門祭で守を卒門したメンバーだからだ。

 

「今日の読奏エディストリート。イシスのエディットストリートは一直線ではなく、回遊するサーキットでもあります」。八田律師はそう言って、守講座が2周目となる師範代や、2周目、3周目となる再受講者、さらに大きな周回をする物語講座受講者に触れた。編集道は一度で味わい尽くせるものではない、と。

 

田中優子学長も、本は必ず2回、いや、それどころか何回も読む。そして松岡校長は、著者のリズムにのって読み、それを体現するように「千夜千冊」を書く。「これからさまざまな語り手が登場します。そこで繰り広げられる読みをみなさんで体感しながら、今日という日を楽しみましょう」。

 

八田律師は凜とした着物姿で、西陣織帯の帯には再生の女神イシスが描かれている。校長を偲んで番期同門祭で初めて締め、今日が2度目になる帯だ。イシスは周回しながら読奏する。

 

 

(写真/今井サチ、細田陽子)

  • 今井サチ

    編集的先達:フェデリコ・フェリーニ。
    職もない、ユニークな経歴もない、熱く語れることもないとは本人の弁だが、その隙だらけの抜け作な感じは人をついつい懐かせる。現役時代はライターで、今も人の話を聞くのが好き。