鳥は美味しいリンゴを知っている。リンゴに鳥が突っついた穴がある。よってこのリンゴは美味しい。
──「これは美味しいから」といただいた農家さんからのオマケ。切れば甘味成分ソルビトールが沁みていた。覗いてみたくなる世界は尽きない。
靴下にあいた穴はおしゃべりだ。おもちゃの電車はキワへと向かい、机の引き出しにはAという名の方法が詰まっている――
[守]師範代による恒例の教室名フライヤー。校長の松岡正剛に名付けられた教室名と徹底的に向き合った2週間。編集された53期[守]のフライヤーは傑作ぞろいだ。こんな素敵なフライヤーをつくった師範代が待つ53期[守]で、編集稽古をご一緒しませんか。師範代のメッセージとともにフライヤーを3回に分けて紹介します。
[守]の開講は5月13日。ビビっときたら画面下のリンクへ急げ!
手前断然、奥断点。でもそれはひっくり返せる。奥を断然にもできる。頭の中の引き出しは手前の方を使いがち。奥にあるものは伏せられがち。でも引き出しは前後左右、上下、ましてや、ひっくり返すことができる。すると、奥に隠れたものも見たくなる。ISIS編集学校で引き出し「取っ手」をつけてみませんか? 見えていなかった引き出しに自分から開けたくなる特別な取っ手を編集稽古とともに是非身につけませんか?(笹本直人)

上手くできるかな? 仕事が忙しいんだよね。松岡正剛のまの字も知らないんだけど。編集学校ではそんな自信や時間や知識の無さも、大切な宝物。まるっと教室に持ち込んじゃいましょう。「無い」からこそ、そこに様々な可能性が入り込む余地が「有る」。利休さんが、有り合わせのもので、お客様をもてなしたように、教室でも有り合わせの型と方法、お題と指南で、そしてみなさんの「無い」もお借りして、おもてなし≒救急します。(清水幸江)
靴下にあいた穴。「捨てる」or「塞ぐ」の二択では、もったいない。繕いの方法を手にすれば、綻びから新たな模様を生み出すことができます。編集稽古で出会う38の型は、針と糸では繕えない実世界の綻びを繕う方法。型を使って対話をすると、ものの見方がふわぁっと広がり、新たなイメージが動き始めます。世界の見え方がガラリと変わる、格別な体験をご一緒しませんか。みなさんと描く新たな模様を、楽しみにしています。(土田実季)
AからQへと続く3枚のフライヤー。引き出しを開けると3A。イシス編集学校が大切にし、そして誰もが持っている編集の型です。井戸と一閑人、靴下の穴と針はともにQの形に見えてくる。師範代はどんなときもQに駆けつけ、Eを手渡します。
みなさんがいま暮らしているところは、どんな風土ですか? その風土は、いきいきしていますか? もし、今の環境や一緒にいる人に不満を持ち、変わらないと諦めているのなら、イシス編集学校であそんでみませんか? 風土は、環境と人の「あいだ」に生まれます。この「あいだ」を編集で動かすと、そこにいきいきとした物語が誕生します。自分と世界の可能性を拓いていくのが編集なのです。さあ、風土いきいき教室で、みんなであそぼう!(本城慎之介)
誰も見てない青い空。音もなく伸びていく桜の枝。いつ咲くだろう、このつぼみ。言葉にならない思いがいつしか身のうちに溜まっている。言ってみて。聞かせて。見せあいましょう。そんな声が届く日々が始まります。これも花なんだ。ここにも咲くんだ。あそこにも。わだかまった言葉を書き出すことが、きっと、できる。日常に、稽古を。問いを挿し込みませんか。答える自分に会いに行きませんか。(廣田雅子)
自分で限界(キワ)を決めていませんか? 今、限界だ、打開策がない、閉塞感が…と思っている方、編集学校の教室にお越しください。一緒に編集の38の型を体感しましょう! 教室では型を通してあなたのひらめき、好き、得意、見せたいを際限なく出してください。そして、仲間のキワに触れ、キワキワで交わし合ってください。教室で過ごした15週間後、編集と仲間によってあなたのキワが広がったことを実感するでしょう。(斎藤渉)
思考の軌跡のようなカラフルなラインが、青い空をキャンバスにいきいきと動き回る。おもちゃの電車はキワを目指して進みます。遊ぼう、飛ぼう、すると見えなかったものが見えてくるのです。
53期[守]師範代によるフライヤー紹介とメッセージ、第2回をお楽しみに。
合いの手:景山和浩(53[守]番匠)
アイキャッチ:阿久津健(53[守]師範)
★第53期[守]基本コース
稽古期間:2024年5月13日(月)~2024年8月25日(日)
申込はこちら
無料の編集力チェックもあります
イシス編集学校 [守]チーム
編集学校の原風景であり稽古の原郷となる[守]。初めてイシス編集学校と出会う学衆と歩みつづける学匠、番匠、師範、ときどき師範代のチーム。鯉は竜になるか。
春のプール夏のプール秋のプール冬のプールに星が降るなり(穂村弘) 季節が進むと見える景色も変わる。11月下旬、56[守]の一座建立の場、別院が開いた。18教室で136名の学衆が稽古していることが明らかに […]
番選ボードレール(番ボー)エントリー明けの56[守]第2回創守座には、教室から1名ずつの学衆が参加した。師範代と師範が交わし合う一座だが、その裏側には学衆たちの賑やかな世界が広がっていた。 師範の一倉弘美が俳句で用法3を […]
秋の絵本を「その本を読むのにふさわしい明るさ」で3つに分けると、陽だまり・夕焼け・宵闇になる。 多読アレゴリア「よみかき探究Qクラブ」のラウンジに出された問い「本をわけるあつめる。するとどうなる?」への答えだ。 クラブで […]
教室というのは、不思議な場所だ。 どこか長い旅の入口のような空気がある。 まだ互いの声の高さも、沈黙の距離感も測りきれないまま、 事件を挟めば、少しずつ教室が温かく育っていく。そんな、開講間もないある日のこと。 火種のよ […]
かなりドキッとした。「やっぱり会社にいると結構つまんない。お給料をもらうから行っておこうかなといううちに、だんだんだんだん会社に侵されるからつらい」。数年前のイシス編集学校、松岡正剛校長の言葉をいまもはっきりとはっきり […]
コメント
1~3件/3件
2025-12-31
鳥は美味しいリンゴを知っている。リンゴに鳥が突っついた穴がある。よってこのリンゴは美味しい。
──「これは美味しいから」といただいた農家さんからのオマケ。切れば甘味成分ソルビトールが沁みていた。覗いてみたくなる世界は尽きない。
2025-12-30
ほんとうは二つにしか分かれていない体が三つに分かれているように見え、ほんとうは四対もある脚が三対しかないように見えるアリグモ。北斎に相似して、虫たちのモドキカタは唯一無二のオリジナリティに溢れている。
2025-12-25
外国語から日本語への「翻訳」もあれば、小説からマンガへの「翻案」もある。翻案とはこうやるのだ!というお手本のような作品が川勝徳重『瘦我慢の説』。
藤枝静男のマイナー小説を見事にマンガ化。オードリー・ヘプバーンみたいなヒロインがいい。