自ら編み上げた携帯巣の中で暮らすツマグロフトメイガの幼虫。時おり顔を覗かせてはコナラの葉を齧る。共に学び合う同志もなく、拠り所となる編み図もなく、己の排泄物のみを材料にして小さな虫の一生を紡いでいく。
ほんのれんラジオより、お知らせです!
1/27(月)から3/23(日)、ジュンク堂書店 池袋本店にて「ほんのれんフェア」を開催します!
ほんのれんフェアでは、通常非売品の「ほんのれん旬感ノート」や「百考本カタログ」を販売するほか、ほんのれん編集部といっしょに本屋を歩くイベントも開催!なんとあの有名書評家とコラボする回も……。ぜひ、みなさん、ジュンク堂池袋本店に足をお運びください。
そして、イシス編集学校のみなさんにお願いがあります。フェアを訪れたらぜひ、写真とともに「#ほんのれんラジオ」でSNS発信していただけますでしょうか。みなさんの応援で、ほんのれんラジオのこれからが決まります。
■フェア詳細
●開催期間:2025年1月27日(月)から3月23日(日)
●開催場所:ジュンク堂書店 池袋本店 1階
〒171-0022 東京都豊島区南池袋2丁目15−5
毎月の問い&5冊の本の読みどころをまとめた小冊子。こちらは、ほんのれん導入企業様のみへお送りする、通常非売品です。
が、ジュンク堂書店池袋本店では、フェア期間中、中身を自由にご覧になれます!&購入できます!
ほんのれんnoteでは一部のページを公開しておりますので、ご確認ください!
②ほんのれん百考本
ほんのれん編集部が選んだリベラルアーツを学ぶ100冊を1冊にまとめた冊子。
感門之盟(番期同門祭)にて販売したところ、たちまち完売になる大人気商品。この機会にお見逃しなく。
■イベント
①選書イベント開催【なんとジュンク堂池袋本店を貸し切り!】
「ほんのれん編集部」と、書評家 渡辺祐真(スケザネ)氏と、ジュンク堂書店池袋本店を歩く「選書ツアー」イベントを開催します!
なんと、このイベントは、ジュンク堂池袋本店の開店前に特別潜入して開催します。開店前、まだお客さんのいない状態の本屋を、ほんのれん編集部とともにひとりじめしちゃいましょう。
<第一回>
ほんのれん編集部とめぐる、選書ツアー@ジュンク堂書店 池袋本店
開催日:2025年2月9日(日)9:00-10:00
開催場所:ジュンク堂書店 池袋本店
参加費:500円(税込)
詳細およびお申し込み:こちらからお申し込みください。
<第二回>
ほんのれん編集部 & 書評家スケザネ氏とめぐる、選書ツアー@ジュンク堂書店 池袋本店ゲスト:書評家 渡辺祐真(スケザネ)氏
開催日:2025年3月2日(日)9:00-10:00
開催場所:ジュンク堂書店 池袋本店
参加費:500円(税込)
詳細およびお申し込み:こちらからお申し込みください。
※上記いずれの回も、主催は「ほんのれん編集部」となるため、
ジュンク堂書店 池袋本店でのお申込み、問合せは受け付けていません。
お問い合わせ先:編集工学研究所 ほんのれん編集部 03-5301-2211
オンラインで集まって「ほんのれん」の問いについて本を読み交わし合う「ほんのれんオンライン旬会」も、定期的に開催中です。
1月は「問いはどこに隠れてる? 「あたりまえ」を引き剥がす」というテーマで実施。
詳細はこちらからご覧いただけます。
今後の開催については、「ほんのれんラジオ」の公式Xやnoteをチェック!
すべての本を一覧できるページをご用意しました。
どの本、どのシリーズが気になりますか?
https://note.com/honnoren/n/n313b85de3a43
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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コメント
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2025-11-18
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2025-11-13
夜行列車に乗り込んだ一人のハードボイルド風の男。この男は、今しがた買い込んだ400円の幕の内弁当をどのような順序で食べるべきかで悩んでいる。失敗は許されない!これは持てる知力の全てをかけた総力戦なのだ!!
泉昌之のデビュー短篇「夜行」(初出1981年「ガロ」)は、ふだん私たちが経験している些末なこだわりを拡大して見せて笑いを取った。のちにこれが「グルメマンガ」の一変種である「食通マンガ」という巨大ジャンルを形成することになるとは誰も知らない。
(※大ヒットした「孤独のグルメ」の原作者は「泉昌之」コンビの一人、久住昌之)
2025-11-11
木々が色づきを増すこの季節、日当たりがよくて展望の利く場所で、いつまでも日光浴するバッタをたまに見かける。日々の生き残り競争からしばし解放された彼らのことをこれからは「楽康バッタ」と呼ぶことにしよう。