鳥は美味しいリンゴを知っている。リンゴに鳥が突っついた穴がある。よってこのリンゴは美味しい。
──「これは美味しいから」といただいた農家さんからのオマケ。切れば甘味成分ソルビトールが沁みていた。覗いてみたくなる世界は尽きない。
楽しみ方はいろいろあるが、ねぐらもたまには覗いて欲しい。
遊刊エディストにアクセスするとまず目に入るのは「NEWS 新着記事」。ここから新しい記事をチェックする読者が多いのではないだろうか。
見落としがちなのが「NEST」。最新のNEST記事がアップされても「ニュース」に並んでこないからだ。その横の「NEST edit」に控えめに顔を出す。だからと言って、”知る人ぞ知る”のコーナーではない。
「NEST」は遊刊エディストの中でも読み応えのある編集コラムが並ぶ。特に4人の連載記事には注目されたい。
◆『髪棚の三冊』
美容師である花伝師範 深谷もと佳が、三冊のキーブックをつなぎ合わせヘアデザインの現場で雑読乱考する編集問答録。
◆『OTASIS』
松岡正剛事務所ディレクター、そして[離]総匠の太田香保が、音楽、文章編集、松岡校長などについて気ままに綴るコラム。
SEにして着物エディターである師範・森山智子が和装に忍んだシステム編集を紐解く着物エッセイ。
病理医として、二児の母として、[離]右筆の小倉加奈子が編集工学×医療×母をインタースコアする骨太編集記。
ねぐら(NEST)といっても一休みはさせてくれない。読者を知の香り漂う編集の世界へ誘ってくれるねじろ(NEST)といった方が良いだろう。
遊刊エディストを開いたら「NEST edit」もお忘れなく。
後藤由加里
編集的先達:石内都
NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!
熊問題に、高市内閣発足。米国では保守系団体代表が銃撃された。 イシスの秋は、九天玄氣組 『九』、優子学長の『不確かな時代の「編集稽古」入門』刊行が相次いだ。11月にはイシス初の本の祭典「別典祭」が開催され、2日間大賑 […]
エディスト・クロニクル2025 #02 松岡校長一周忌 ブックウェアを掲げて
酷暑の夏、参院選は自公過半数割れで大揺れ。映画「国宝」は大ヒットした。 8月は、松岡正剛校長の初の自伝、書画集、『百書繚乱』と3冊同時刊行で一周忌を迎える。田中優子学長は近年の読書離れを嘆き、YouTube LIVE […]
エディスト・クロニクル2025 #01 田中優子学長、師範代になる!
新横綱の誕生に、米トランプ大統領の再選。米の価格が高騰する中、大阪・関西万博が開幕した。編集学校では、54[守]特別講義に登壇したISIS co-mission 宇川直宏から出題された生成AIお題に遊び、初めて関西で開 […]
写真というアウトプットにコミットする俱楽部 多読アレゴリア「倶楽部撮家」第3期目は、さまざまなものや先達から肖り、写真をより楽しむことをテーマにします。 第1期目の夏シーズンは、自身の幼な心からはじめ、お盆にはもう会 […]
『方法文学』を写真する PHOTO Collection【倶楽部撮家】
本にはなんだって入る。世界のまるごと入ってしまう。写真にもなんだって入るだろう。世界がまるごと入った本だって入る。 今夏刊行された『百書繚乱』(松岡正剛/アルテスパブリッシング)では、こう締めくくられている。 &nb […]
コメント
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2025-12-31
鳥は美味しいリンゴを知っている。リンゴに鳥が突っついた穴がある。よってこのリンゴは美味しい。
──「これは美味しいから」といただいた農家さんからのオマケ。切れば甘味成分ソルビトールが沁みていた。覗いてみたくなる世界は尽きない。
2025-12-30
ほんとうは二つにしか分かれていない体が三つに分かれているように見え、ほんとうは四対もある脚が三対しかないように見えるアリグモ。北斎に相似して、虫たちのモドキカタは唯一無二のオリジナリティに溢れている。
2025-12-25
外国語から日本語への「翻訳」もあれば、小説からマンガへの「翻案」もある。翻案とはこうやるのだ!というお手本のような作品が川勝徳重『瘦我慢の説』。
藤枝静男のマイナー小説を見事にマンガ化。オードリー・ヘプバーンみたいなヒロインがいい。