マンガに限った話ではないが、「バカ」をめでる文化というものがある。
猪突猛進型の「バカ」が暴走するマンガといえば、この作品。市川マサ「バカビリーバー」。とにかく、あまりにもバカすぎて爽快。
https://yanmaga.jp/comics/
ひとつの音が、夜の深みに沈んでいく。
その余韻を追いかけるように、もうひとつの声が寄り添う。
松岡正剛が愛した「数寄三昧」を偲び、縁ある音楽家を招いてひらく「玄月音夜會」。
第四夜の客人は、邦楽家・西松布咏さんです。
25年をこえる交流の中で、松岡と布咏さんは端唄や歌沢を共に味わい、ときに曲を共作するほどに響き合ってきました。
この夜に響くのは、松岡が好んだ旋律の数々、そして布咏さんの感性から生まれた新しい邦楽。
物語のように編まれた曲順に導かれながら、しずかな光に照らされる松岡の面影が浮かび上がります。
第四夜 9月10日(水)19:30開演(18:30開場)
ゲスト:西松布咏(邦楽家)
会場:ブックサロンスペース本楼(編集工学研究所1F)
東京都世田谷区赤堤2-15-3(小田急線「豪徳寺駅」徒歩6分)
本楼ライブ参加 16,000円(税別・飲食付)/限定30名(残席僅か)
まほろ堂蒼月による季節の和菓子、白百合醸造のワインと軽食をご用意。演奏を終えた布咏さんを囲み、余韻を分かち合うひとときもございます。
配信視聴参加 4,000円(税別)
*いずれの参加形態でも、期間限定でアーカイブ動画をご覧いただけます。
玄月の静けさに、声と三味線のひとしずくが落ちてゆく。
その波紋に触れるようにして、数寄の心が、今ふたたび息づきます。
このひとときを、どうぞご一緒ください。
西松布咏 /邦楽家・西松流家元「美紗の会」「己紗の聲」主宰

6歳より長唄、三味線の手ほどきをうけ小唄・富本節・端唄・俗曲・新内・作詞作曲を修行。1981年、西松文一師に見出され地唄の修行を始める。90年に布咏の名で西松流を継承。地唄舞の地方として舞台で活躍する傍ら異ジャンルの音楽や詩、美術との融合に臨み新たなる可能性を探る「二ュアンスの会」を国内外で展開してきた。現在は東京・白金台を拠点に後進の育成に努めながら江戸中期の古曲から自作の現代曲まで「三味線と聲」に関わる演奏活動をしている。松岡正剛は西松氏の富本・地唄に心酔し、私的なサロンなどで交流と共演を重ね、邦楽に関心を寄せた知人達を西松氏のもとで稽古するよう勧めてきた。松岡作詞・西松氏作曲による「織部好み」がある。
衣笠純子
編集的先達:モーリス・ラヴェル。劇団四季元団員で何を歌ってもミュージカルになる特技の持ち主。折れない編集メンタルと無尽蔵の編集体力、編集工学への使命感の三位一体を備える。オリエンタルな魅力で、なぜかイタリア人に愛される、らしい。
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コメント
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2025-11-27
マンガに限った話ではないが、「バカ」をめでる文化というものがある。
猪突猛進型の「バカ」が暴走するマンガといえば、この作品。市川マサ「バカビリーバー」。とにかく、あまりにもバカすぎて爽快。
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2025-11-25
道ばた咲く小さな花に歩み寄り、顔を近づけてじっくり観察すると、そこにはたいてい、もっと小さな命がきらめいている。この真っ赤な小粒ちゃんたちは、カベアナタカラダニ。花粉を食べて暮らす平和なヴィランです。
2025-11-18
自ら編み上げた携帯巣の中で暮らすツマグロフトメイガの幼虫。時おり顔を覗かせてはコナラの葉を齧る。共に学び合う同志もなく、拠り所となる編み図もなく、己の排泄物のみを材料にして小さな虫の一生を紡いでいく。