昆虫の巨大な複眼は、360度のあらゆる斜め目線を担保する無数の個眼の集積。
それに加えて、頭頂には場の明暗を巧みに感じ取る単眼が備わっている。
学衆の目線に立てば、直視を擬く偽瞳孔がこちらを見つめてくる。

読書の秋はアレゴリア。イシス編集学校とっておきのブッククラブ「多読アレゴリア」2025年秋シーズンの募集がスタートします。秋シーズンの会員期間は2025年9月1日(月)から12月21日(日)です。
秋シーズンの目玉は、なんといっても多読アレゴリアが主催する「別典祭」。イシスの新しいお祭の「べってんさい」です。
2025年11月23日(土・祝)・24日(日)に開催することが決定!
弁天様にも似た縁起の良い響きをまとい、アレゴリア一周年と松岡校長一周忌へ心を寄せて、「典」すなわち「本」を祭り、二日限りの編集別天地をつくる。「別典祭」はそんな思いを込めて名付けられました。
ちなみに、「アレゴリア」にはそもそも情熱や生きる喜び、新たな祝祭という意味が込められていたのでした。
では、いったい、どんなお祭りなのか? 開催概要はこちらです。
◆「別典祭」開催予定概要
会場:豪徳寺本楼(東京都世田谷区)
日程:2025年11月23日(土・祝)・24日(日)
プログラム(予定):
・着物コンパ倶楽部|黒留袖ファッションショー
・MEdit Lab for ISIS|米光一成さん × 小倉加奈子析匠 トーク&ゲームプレイ
・千夜千冊パラダイス|おつ千LIVE
・終活読書★四門堂 × 多読ジムClassic × 大河ばっか!|本市(仮)
・EDO風狂連|100人連句(仮)
・軽井沢別想フロンティア|「浅羽米」販売
・登壇ゲスト|田中優子学長、武邑光裕さん
など
ぜひ多読アレゴリアに参加して、「別典祭」を主客まるごと遊び尽くしてください。
◆あらためて、多読アレゴリアとは?
1 クラブは自分で選べる
多読アレゴリアは、参加したいクラブを選ぶことができます。複数参加するクラブを選ぶことも可能です。(2クラブ目以降は、半額で申込できます)
2 イシスイベントが無料視聴できる
多読アレゴリア参加者は、イシス編集学校のイベントを無料オンライン視聴できます。(特別講義や伝習座、ISIS FESTAなど)
3 読んだ本で図書街をつくれる
バックグラウンドには、図書街システムを設営。多読アレゴリアで自分が読んだ書物がアーカイブされ、一冊一冊によって図書街が築き上がっていきます。
◆アレゴリアクラブ一覧
・群島ククムイ 今福龍太と言語の可能性を巡る船旅へ
・EDO風狂連 江戸に学び、連句に遊ぶ。田中優子監修
・OUTLYING CLUB 異端の思考者・武邑光裕と新都市・新考具を構想
・音づれスコア 五感で音楽全ジャンルを遊学、編集する
・軽井沢別想フロンティア 別荘プラン、風土記編集の軽井沢尽くし
・千夜千冊パラダイス 千夜千冊を遊興するDEEP&CASUALな歓楽街
・多読ジムClassic 多読ジムが新しくなる!面白くなる!
・よみかき探Qクラブ ニュースタイルの子ども編集学校
・大河ばっか! 大河ドラマを「方法」から読み解く
・勝手にアカデミア 鎌倉アカデミアを勝手に継承します!?
・終活読書★四門堂 死者たちと交わり、死生観を耕す
・身体多面体茶論 資本・美食・進化を身体で考える
・着物コンパ倶楽部 着物を日常のワードローブに取り戻すクラブ
・MEdit Lab for ISIS 医学をみんなでゲームする!
・倶楽部撮家 編集術でカメラと戯れる写真クラブ
Info 多読アレゴリア 2025年秋シーズン
【開講期間】2025年9月1(月)~12月21日(日) ★16週間
【URL】https://es.isis.ne.jp/allegoria
【申込締切】2025年8月25日(月)
【定員】470名(各クラブごとに定員が異なります。定員になり次第、締め切ります)
【受講資格】どなたでも受講できます
【受講費】月額11,000円(税込) ※ クレジット払いのみ
【2クラブ以上お申し込みされる場合】2クラブ目以降は、半額でお申し込みいただけます。お申込詳細はショップカートにて。
金 宗 代 QUIM JONG DAE
編集的先達:宮崎滔天
最年少《典離》以来、幻のNARASIA3、近大DONDEN、多読ジム、KADOKAWAエディットタウンと数々のプロジェクトを牽引。先鋭的な編集センスをもつエディスト副編集長。
photo: yukari goto
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コメント
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2025-07-29
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学衆の目線に立てば、直視を擬く偽瞳孔がこちらを見つめてくる。
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ただ今フランスのマルシェあちらこちらで縦縞の赤肉メロンが山盛りだ。自然界が生んだデザインはじつに美しい。赤肉にくるりと生ハムを巻けば、口福ともいうべき大人の欲望が満たされる。
2025-07-25
九州出身のマンガ家は数多いが、”九州男児”っぽさを前面に押し出している作家といえば、松本零士に小林よしのり、そして長谷川法世ということになるだろう(みんな福岡だが…)。なかでも長谷川法世『博多っ子純情』は、その路線の決定版!
これこれこの感じ。まさにこれが九州男児バイ!(…と、よそ者の目には見える…)